嵐の二宮和也が、23日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。仕事で悩むリスナーに対し、独自のビジネス論を展開した。

リスナーから、「難しい仕事や面倒な仕事から逃げる同僚がいます。仕事を教えようとしても『難しいのでできません』と言って、まったく覚えようとしません」というお悩みが寄せられると、二宮は、「こういうときは、2~3個目に、本当にやってもらいたいことを置いておく」と回答。「1番やってもらいたいことを1番最初に言っちゃうと、反射的に『できません』って、いつもみたいに言われちゃうじゃない? だから、これは自分でもできるなっていうものから出していって、本当に自分がやりたくないものを最後に持っていく」と、同僚に仕事をやってもらうためのコツを伝授した。

選択肢を用意することで、「『できないできないばっかり言われても困るから、どれかをやってください』って、こっちも言えるじゃん。1個1個持っていくと、『できません』って返されちゃうけど、3個4個いっせいに持っていくと、やらざるを得ないですよね?」という二宮。それでも、すべての仕事を断られてしまった場合は、上司に相談するべきだと言い、「『全部断られてキャパオーバーしてるので、これやってもらっていいですか?』って。それで、偉い人が『やりたくない』って思ったら、その同僚に、『お前、断ってばっかじゃダメだよ。やんなよ』って言いに行くじゃん」と語った。

仕事を円滑に進めるための環境づくりを説いた二宮に、番組スタッフは、「ビジネスマン的に賢い」「目から鱗です」と感嘆。二宮は、「ズル賢いんだと思います」と謙遜して照れ笑いしつつ、「俺は人に選択肢を与えるときに、絶対そういうやり方しますよ。1個1個持っていくと、そういう風に言うじゃん。やってみてください。3番手くらいに、本当にやってもらいたいことを置いておくと、そこで『うん』と言うのか。言わないんだったら、どれかやってもらわないと我々で裁かないといけないんだからって。こういうときは、一気に持っていった方がいいですよ」とアドバイスしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。