女優のエマ・ストーンが主演を務めるディズニーの実写映画最新作『クルエラ』の日本版ポスターが11日、公開された。

『クルエラ』日本版ポスター

名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最も悪名高きヴィラン(悪役)であり、白黒ファッションが印象的なクルエラの誕生秘話を描く本作。

私利私欲のためなら手段を選ばないディズニー屈指のヴィラン・クルエラの誕生秘話は、ファッション・デザイナーとして活躍する日を夢見る、少女エステラから始まる。デザイナーを目指して切磋琢磨働く彼女だったが、ある日伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いによって、彼女の運命が大きく変わり、次第にエステラは狂気に満ち溢れたクルエラの姿へと染まっていく――。

本作の舞台である70年代ロンドンは、若者を中心に怒りや自由が疼き、個々が抱える意志を世の中に叫ぶ手段として、パンクロックや斬新で奇抜なファッションなど、現代に至るまで長く愛される新たなカルチャーが生まれた時代。普通の概念をぶち壊したファッションや音楽はただのエンターテイメントではなく、自由や反骨精神を掲げ、自己表現をする武器として愛されてきた。そんな時代の中、デザイナーとして頭角を表そうとするエステラは、クルエラへと変貌を遂げる中で、地味な服装から一転、斬新で奇抜な衣装を着飾り、思うがまま過激な行動をみせることで、自分を主張するようになる。

このたび、クルエラをはじめ、彼女を取り巻く登場人物が集結した日本版ポスターが公開された。「白黒つけるのは、私。」と堂々たる佇まいをしたクルエラの姿からは、どんな脅威を前にしても恐れることなく自分を貫く強い意志が伺える。さらにクルエラと同じ”白黒“のヘアカラーが目立つ幼少期のエステラをはじめ、カリスマ・デザイナーのバロネス、アニメーション『101わんちゃん』にも登場した、エステラが幼少期から生活を共にし家族のような存在となるジャスパーとホーレス、そしてエステラのかつての学友アニータの姿も。個性溢れるキャラクターに囲まれ明かされる、クルエラの誕生秘話とは?

製作を務めたマーク・プラットは、クルエラについて「楽しく、エネルギッシュで、抱腹絶倒であるだけでなく、素晴らしい感情的な場面が幾つもある理由は、そこに描かれているのが本当の自分は何者なのか、自分の真の本性は何なのか、なるべき人間になることを知ったキャラクターだからです」と説明。「観客の皆さんは、素晴らしい演技やストーリーを体験できるだけでなく、ものすごい量のハートを体験することもできるのです。私は娘が共感するような葛藤を持つキャラクターを作り上げたかったのです」と語っている。

『クルエラ』は、5月27日より映画館で、5月28日よりディズニープラス プレミアアクセスで公開。

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