• 伊集院光を迎えて行った「好きな褒め言葉 ベスト3」 (C)フジテレビジョン

オンラインで1年開催していく間に、ゲストの人選が幅広くなったという。それを加速させるツールが、ゲストとともに「好きな○○ベスト3」を発表し合うコーナー。これにより、誰が来ても共通の話題で盛り上がれることが担保された。

「これまでは、3人が会ったことのある人や、確実にお話が盛り上がれる人を中心にオファーしていたのですが、久保さんは『ベスト3を手に入れたことによって、私たちは誰にでもおもてなしできる!』とおっしゃっていましたから、もう誰でも呼べます(笑)。『テレフォンショッキング』(『笑っていいとも!』)の “100分の1アンケート”のように、最後に必ず盛り上がることができるシステムがあることで楽になれる部分があるとお三方はおっしゃっていました」

4月18日にゲスト出演した伊集院光は、久保と20年来の“因縁”があったが、制作陣が長年口説き続けたことに加え、こうしたツールも後押しになって共演が実現した。

■「番組って、なくしたら終わっちゃうじゃないですか」

地上波の週1レギュラー終了、コロナによるイベント中止と、危機を迎えるたびに新たな手段で生き延びてきた『久保みねヒャダ』だが、木月氏は「もう意地になってやってるという感じです(笑)」と語る。

「番組って、なくしたら終わっちゃうじゃないですか。あの3人でしかできないものを世の中から消してしまうのは、非常にもったいない。僕にとっても、3人のやり取りから他の番組へのアイデアが生まれる“シンクタンク的”要素があるので、なんとか無理やりやってます(笑)」

とは言いながら、有料イベントになっても継続しているのは、需要があるからこそ。「『こじらせ』のお客様には本当に支えてもらってますね。飽きずに皆さん付き合っていただいて、ありがたいです」と感謝した。

次回は5月15日に、テレビ東京を退社した佐久間宣行プロデューサーを迎えて開催。オンラインライブは今後も引き続き開催していくが、「お客さんとのやり取りでも、面白い展開が生まれることがあるので、コロナが収まれば、ゆくゆくはリアルと合体するという形もいいなと思っています。ただ、全部をオンラインでは流さず、リアルな方だけが楽しめる“ディープゾーン”があってもいいのかな」と構想をめぐらせている。

●木月洋介
1979年生まれ、神奈川県出身。東京大学卒業後、04年にフジテレビジョン入社。『笑っていいとも!』『ピカルの定理』『ヨルタモリ』などを経て、現在は『久保みねヒャダこじらせナイト』のほか、『痛快TVスカッとジャパン』『今夜はナゾトレ』『キスマイ超BUSAIKU!?』『ネタパレ』『出川と爆問田中と岡村のスモール3』『千鳥の対決旅』『芸人サバイバルトーク!上田に火をつけろ』『人間性暴露ゲーム 輪舞曲~RONDO~』『新しいカギ』などを担当する。