お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が、女優の杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、漫才師・花車当郎を演じている。

  • 花車当郎役の塚地武雅

花車当郎は、しゃべくり漫才で名をはせる漫才師。戦時中、防空壕に避難した千代と偶然出会い、のちに、千代とともに出演したラジオドラマが人気番組となる。

塚地は「芸人でありつつも、役者さんでもある役どころなので、自分に通ずるところも感じました。こんなありがたい役はないので、全力で臨みました」とコメント。

「ラジオドラマでのシーンでは、『面白い!楽しい!』ということが視聴者のみなさんに伝わって、『笑うってええな』と感じていただきたいです。特に、このご時世だからこそ、お茶の間が楽しくなるような役を担えたらなと思っています」と述べ、「千代は本当に応援したくなる人物で、それでいて気さくで明るい。チャキチャキしたテンポで話しているのが小気味いいですし楽しい人物なので、その人に関われて、なおかつ影響を与える役をさせてもらえるのは嬉しいです」と語る。

また、「最初の撮影が、防空壕の中で千代と漫才のようなやりとりをするシーンでしたが、読み合わせの時から、杉咲さんは言い方やテンポなど、どうすれば面白くなるかをしっかりわかっていたので、掛け合いも楽しくできました。現場には僕は後から入ってきたわけですが、杉咲さんと成田くんが話している様子は、役柄同様というか、役柄よりもさらににこやかで楽しそうで、いい空気でやっているのがすぐにわかりました」と現場の雰囲気を紹介。

「こういった人たちがいたから今のお笑いがあるんだな、喜劇やお芝居があるんだなと思ってもらえたらうれしいです。そして、当郎がバズるくらいがんばります(笑)」と期待を込めた。

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