東京都区部とその周辺を走る地下鉄・東京メトロ。都内を移動するには欠かせない交通機関で、毎日通勤や通学で使っているという方も多いでしょう。

毎日使っていても、はっきり形を覚えているとは限らない「地下鉄の路線図」に着目した、みっけ(@qk_micke)さんのイラストが話題になっています。

トーキョー・メトロ・チャイナ(@qk_mickeより引用)

首に沿って立てた襟が特徴のチャイナカラーの服……と思いきや、どれもちょっと変わった襟。よく見てみると、見覚えのある形のような?

そしてこの9色のカラーといえば、そう、東京メトロの路線図です。さらに、耳を見ると路線名と路線マークをモチーフにしたピアスが。

この投稿に「これからそんなアイデアが出るなんてスゴすぎる! ピアスまでお揃いで素敵です!」「発想がすごい! 銀座線や日比谷線は胸元が大胆ですね、丸の内線は着るのが大変そう……」「うわぁーっ東京行きたい(涙)」と発想に驚くコメントが寄せられています。

「Osaka Metro版も見たい」「都営線(都営地下鉄)もぜひ……」「名古屋市営地下鉄でやったら上飯田線だけ大変なことになりそう(笑)」と、他の路線のバージョンを見てみたいという声も。

見慣れた路線図がおしゃれな襟になったこのイラスト、投稿者のみっけさんに話を伺いました。

投稿者に聞いてみた

――路線図を襟のデザインに落とし込むという発想に驚く方が多いですが、このイラストのアイデアを思い付いたきっかけを教えてください。

東京メトロのカラーや路線図を覚えたくて、分かりやすく楽しく覚えられる一覧を作ろうとした結果、チャイナカラーに辿り着きました!

――こだわった路線はありますか?

銀座線、日比谷線はちょっとセクシーな作りになってしまったので、どれくらいの露出度ならアリかな…と迷いました。


投稿者のみっけさんが悩んだと語る通り、銀座線は神田から先の銀座や新橋へ南下するルート、日比谷線は人形町から築地、そして霞が関方面へ行くルートで大きく回っています。でもこうして見ると、こんなに都内をぐるっと回る路線だったのかと気づかされます。

いつも見慣れたものでも、着眼点を変えてみるとこんな発見が。路線図や道路など、普段無意識に見ている形に意外なアイデアが潜んでいるかもしれません。