『るろうに剣心 最終章 The Final』初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、江口洋介、大友啓史監督が登場した。

  • 武井咲

    武井咲

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。

スレンダーボディが際立つワンピースドレスで、抜群の透明感を見せた武井。「やっとこの日を迎えられて大変嬉しく思っています。10年薫を演じられてとても幸せに思っています」と思いを表す。「不安な状況ではありますが、皆様と楽しい時間を過ごせたら」と挨拶した。

同作の衣装のこだわりについて、武井は「本来お着物で仕立てるような素材じゃなくて、お洋服で着るような分厚い生地だったんです。お着物って、巻き付けて着るじゃないですか。衣装部さんも汗だくになりながら着せてもらっていて、着てる側からするととても苦しくあまり配慮がなかったかなって」と本音をチラリ。一方で「細部までこだわったってことです! 作品のために!」と熱く語っていた。