2019年3月に現役を引退した元プロ野球選手のイチロー氏が、SMBC日興証券のWEB動画シリーズ『もしもイチローが社長だったら!?』に出演。監督や社長は「できない」と思う理由を明かした。

  • 『もしもイチローが社長だったら!?』に出演したイチロー氏

『もしもイチローが社長だったら!?』は、第1弾が累計1,300万回再生、第2弾が累計2,700万回再生と、これまで大好評だったWEB動画の第3弾。今回の動画では、「上司にしたいランキング」で毎年上位にランクインしているイチロー氏が、“社長”としてさまざまな質問に答えている。

そのなかで、監督や社長に共通する資質について、イチロー氏は、「僕はこれをできないと思う」と前置きしつつ、「失敗を前提にしなくてはいけないという。それを受け入れる資質。これは共通してるんじゃないですかね。それこそ、ストレスで気が狂いますよ。上手くいくことを前提にしてたら。だって、いかないですから」と淡々と説明。一方で、違いについては、「監督はクビになるけど、社長が自分が一番トップだったらならないですよね。監督は現場の長って感じです。一緒にやってますからね」と語った。

また、「チームのためにクビになってもいい」と公言する人に対し、「チームのためにって言いますけど、お前がいないのがチームのためなんだよって言われたら、外に出ていってくれんのか?って。それがチームのためだって言われたら出ていかなきゃいけないですからね。それを受け入れられるなら、言っていいと思うんですよ」と一蹴。「チームのためなんて、当たり前なんで。それを言う必要がない」とキッパリ断言していた。

SMBC日興証券の公式YouTubeチャンネルでは、今月6日より、計42本の『もしもイチローが社長だったら!?』を公開中。イチロー氏が語るビジネス観や素顔が垣間見える内容が、話題となっている。