「生死」に真摯に向き合った胸をうつストーリーと王道ハイファンタジーの世界感が人気の『最果てのパラディン』(著:柳野かなた、イラスト:輪くすさが)が、2021年10月にTVアニメ化されることが決定。キービジュアルやスタッフ&キャスト情報が公開された。

本作は主人公・ウィルが輪廻の神様に導かれ、目を覚ました世界で家族や友人と関わり合いながら、もう一度「生きる」意味を見つめなおし、成長していくファンタジー作品。

本作のアニメ化にあたり、監督を信田ユウ、シリーズ構成を髙橋龍也、キャラクターデザインを羽田浩二、アニメーション制作をChildren's Playground Entertainmentが担当する。

注目のメインキャストは、ウィル役を河瀬茉希、ウィルを育てていく不死者のブラッド役を小西克幸、マリー役を堀江由衣、ガス役を飛田展男、そして、ウィルと今後出会うこととなるハーフエルフのメネル役を村瀬歩が演じる。

●TVアニメ『最果てのパラディン』登場キャラクター

■ウィル(ウィリアム) cv. 河瀬茉希
淡いともしびに導かれて、前世の記憶をおぼろに保ったまま転生を果たした少年。かつての記憶からくる後悔から、物事に手の抜くことがない。三人の不死者に対して、強い尊敬と親しみ、家族愛を抱いている。

■ブラッド cv. 小西克幸
眼窩に青い鬼火を宿した、大柄で骨太なスケルトン。快活なうえにガサツかと思われがちだが、気配りのできる常識人。ウィルには父親や兄のように接する。生前は《戦鬼(ウォーオウガ)》の二つ名を持つ戦士だった。

■マリー cv. 堀江由衣
淑やかで家庭的な神官ミイラ。ウィルには母親のように接し、またブラッドやガスに対しても要所で道をただす包容力を見せる。はっちゃける時もしばしば。生前は《地母神(マーテル)の愛娘》の二つ名を持つ神官だった。

  • ウィル

  • ブラッド

  • マリー

■ガス(オーガスタス) cv. 飛田展男
半透明の青白い体を持つ、目つきの悪いわし鼻の幽霊。偏屈で煙たがりだが、情に厚い一面を持つ。ウィルにとっては祖父のような存在。生前は《彷徨賢者(ワンダリングセイジ)》の二つ名を持つ魔法使いだった。

■メネル(メネルドール) cv. 村瀬歩
エルフ族と人間族のあいだに生まれたハーフエルフ。弓の扱いに長けており、腕利きの狩人で、優れた妖精使い。口は悪いが仲間想いでウィルのサポートをする。

■グレイスフィール
生々流転を司る神様。深くフードを被り、カンテラを携えている。死者の魂が彷徨わないよう、導く役割をしている。

  • ガス

  • メネル

  • グレイスフィール

PVでは「最果てのパラディン」の世界が美しく描きだされており、今後登場するキャラクターたちも見ることができるので、こちらもチェックしておきたい。

●TVアニメ『最果てのパラディン』第1弾PV

TVアニメ『最果てのパラディン』は、2021年10月より放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)柳野かなた・オーバーラップ/最果てのパラディン製作委員会