「適者生存」という言葉をご存知でしょうか。日常生活ではあまり聞き慣れないものの、ビジネスシーンでよく使われる言葉です。この機会に意味や類語、英語表現などを正しく理解しておきましょう。

  • パソコンをみながら会話をしている風景

    適者生存をビジネスで活用しましょう

適者生存の意味

「てきしゃせいぞん」と読みます。「生存競争において、環境に最も適したものだけが生き残り繁栄できる」という意味で用いられます。業界内の競争を勝ち抜いてさらに発展させていこうという、ビジネスシーンの決意表明などで使われます。

適者生存の由来

もとはイギリスの社会学者ハーバード・スペンサーによって提唱された、生物進化論に由来します。ダーウィンもその影響を受けたとされ、自身の著書「種の起源」の中で用いています。

適者生存の使い方や例文

実際に、どのような使い方があるのでしょうか。以下のように、その多くは熾烈な競争が繰り広げられるビジネスシーンに当てはめて使われます。

<使用例>

  • 華やかに見える業界も、実際は適者生存の厳しい世界だ
  • 時代が求めるサービスを提供し続けることが、適者生存へ通ずる

適者生存の類語・言い換え表現

類語や言い換え表現について、いくつか紹介していきます。

生存競争

生物が子孫を残すために、より良い環境を求めて争うことを指します。人間社会においては、生活や地位を存続させるために繰り広げられる、さまざまな競争を表しています。

優勝劣敗

文字通り、優れたものが勝ち、劣っているものが負けるという意味です。何か強みがある者は生き残り、それに対抗できる術がない者は衰退してしまう、と読み解けます。

自然淘汰

時の経過とともに良いものだけが生き残り、劣ったものは衰退していくという意味です。流行や文化、伝統などに当てはめて考えられることもあります。自然選択と言い換えることもできます。

適者生存の英語表現

英語では「the survival of the fittest」と表現します。

<使用例>

  • It conforms to the principle of the survival of the fittest.(それは適者生存の原理に合致する)

適者生存の意味や使い方を理解して使用することが重要

適者生存について、理解していただけましたか。ビジネスの世界は、常に競争が求められるシビアな世界です。自分が置かれた環境に適合し着実に仕事を重ねることが、適者生存につながるのかもしれません。