エフ・ジェー・ネクストは4月6日、「モーニングルーティン」に関する調査結果を発表した。調査は2月19日〜21日、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)在住で、出勤・在宅勤務の両方の経験がある20〜30代の独身男女400名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
「出勤の場合、家を出る何分前に起床しますか」と聞いたところ、出勤日の起床で最も多かったのは「1時間以内」(48.3%)。次いで「1時間30分以内」(25.5%)だった。「30分以内」はわずか14.5%で、「1時間以内」と「1時間30分以内」を合わせると約4人に3人の73.8%を占めました。家を出る"31分以上90分以内"の起床が一般的のようだ。
また、「在宅勤務の場合は、仕事開始の何分前に起床しますか」という問いには、「30分以内」(52.3%)が過半数と最多。次に多かったのは「1時間以内」(31.5%)だった。この二つを合わせると8割を超えることから、在宅勤務日では仕事開始の"1時間前まで"に起床するのが一般的のようで、通勤がない分、出勤日と比べて起床時間は遅くなる傾向がみられた。
目覚ましに使用しているものを聞いたところ、「携帯電話」が8割超(81.3%)を占めた。一方、「時計」を使う人は1割強(13.8%)に過ぎなかった。
朝食や洗顔などを除いて、毎朝行っている習慣があるか聞いたところ、「入浴」(21.3%)が最多に。特に、女性(16.5%)よりも男性(26.0%)の方が高い割合を示した。
次点は「スケジュール確認」(19.3%)で、女性(20.5%)の最多項目に。以下、「体操・ストレッチ」(16.3%)、「洗濯」(15.0%)、「筋トレ」(10.5%)、「掃除」(10.0%)と続き、「特にない」という回答は36.0%だった。
朝食の内容は、出勤日は「食べない」が3割近く(27.3%)と最も多く、次いで「パン食中心」(25.0%)、僅差で「ごはん中心」(22.3%)という結果に。一方、在宅勤務日の場合では、「ごはん中心」「パン食中心」が同数(24.0%)で並び、次いで「食べない」(23.3%)となった。
また、出勤、在宅勤務とも、「飲み物だけ」や「シリアル中心」、「野菜・果物中心」といったメニューは少数派だった。
朝の情報収集については、「インターネット」(62.3%)が最も多く、次いで「テレビ」(47.5%)、「SNS」(41.8%)と続き、”ニュースはネットから”が主流であることが明らかに。「SNS」に関しては、20代が54.5%に対して30代は29.0%と、年代で大きな差が出る結果となった。
また、「テレビ」と回答した190名に対し、具体的な番組名を教えてもらったところ、日本テレビの「ZIP!」(50名)がトップに。以下、日本テレビの「スッキリ」(37名)、フジテレビの「めざましテレビ」(35名)と続いた。
続いて、オフからオンに切り替わるタイミングを聞いたところ、出勤日は「勤務先に着いたとき」(21.5%)、「歯みがき、洗顔」(17.0%)、「家を出たとき」(14.8%)、「着替えたとき」(14.0%)が上位に。
一方、在宅勤務日は、「歯みがき、洗顔」(20.5%)が最も多く、次いで「業務を開始したとき」(18.5%)、「パソコンを立ち上げたとき」(18.3%)と続いた。