フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00～ ※関東ローカル)が、18日の放送で1,000回を達成。11日・18日の2週にわたって、「放送1000回SP」を放送する。

  • 第1回放送『すべてはあの一球から…野茂英雄2982球の真実!』より＝95年10月15日放送

1995年10月15日にスタートした同番組は、世に知られていない“名もなき人たち”に目を向け、時代を生きる人々のありのままの姿を届けてきた。今回は番組の歴史を振り返りながら「『ザ・ノンフィクション』は何を描いてきたのか?」を検証。今でこそ、市井の人々を取り上げる番組というイメージが強いが、第1回放送の主人公は、日本人メジャーリーガーの“パイオニア”となった野茂英雄だった。

また、同番組のナレーション“語り”は、俳優や芸人、スポーツ選手などさまざまなジャンルで活躍する人たちが担当。今回は、番組最多となる34回にわたり担当した女優の宮崎あおいが務める。18歳で初めて『ザ・ノンフィクション』の語りを担当して以来17年になる。

西村陽次郎チーフプロデューサーは「阪神・淡路大震災にオウム真理教…日本が激震する年にスタートした番組は、時代とともにテレビからドキュメンタリー番組が姿を消して行く中で、数少ない長尺のドキュメンタリー枠として、歴史を紡いできました。今では“日曜の午後はザ・ノンフィクション”と世間で言われるまでに、その存在感を確立していると感じています。26年にわたり、『ザ・ノンフィクション』は何を見つめ、何を描いてきたのか…1,000回という節目にあたり、その軌跡に目を向けることで、ドキュメンタリー番組の現在と未来を考えていきたいと思います」と話している。

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