「サービス残業あたり前、パワハラまがいの上司…うちってマジブラックだよね」「志望先の企業が自分らしく働けるのか不安…」。そんな思いを抱く潜在的な転職希望者や、現在就職活動中の学生の方は多いと思います。

  • これからの就職、転職とは? _「この会社ブラックかも? 」と思ったらこう動く! /サラリーマンYouTuber サラタメさん

そこで自身がブラック企業から倍率100倍のホワイト企業に転職し、サラリーマンのタメになる情報を発信し続けているサラリーマンYouTuberのサラタメさんに、なぜホワイト企業への転職を目指し、成功させることができたかを伺いました。

■サラタメ自身が体験したブラック企業のつらさ、きつさ

給与が安いのに長時間労働こき使われる。何かといえば威張り散らす上司がいる。とんでもない仕事量を「明日までにやれ!」と命令される。あまりにも酷な労働条件に嫌気がさして社員が定着しない。

こんな企業は間違いなくブラック企業です。そんな企業では心身ともに健全な状態で働くことや、自分の仕事ぶりに満足感を覚えたりするのは難しいと思います。

「今、自分が勤務する会社はブラック企業かもしれない」と感じているあなた。

「自分の志望企業はブラック企業という噂がある」と腰が引けている就活中のあなた。

そう感じた時にどうしたら良いのか、考えてみましょう。

私サラタメが大学卒業後に就職した企業は、知名度のある企業でしたが、とんでもないパワハラ上司がいて、「ウチの小学生の息子の方がよっぽど役に立つわ」と毎日のように罵声を浴びていました。

終電で帰るのは当たり前で、週に1、2回は終電も間に合わずカプセルホテルの常連でした。職場に近づくとえづいたり、お腹が痛くなったり、しまいには胃潰瘍になりました。

そんな経験をした私の経験をもとにブラック企業から脱出したり、ブラック企業につかまらない方法をお話します。

■サラタメがホワイト企業への転職・就職を推す理由

ブラック企業と縁を切る究極の解決方法は「ホワイト企業へ転職する」「志望企業をホワイト企業に変更する」ことです。

ホワイト企業とは、簡単に言えば「社員を大切にして、社員の活き活きライフが会社の成長や安定性につながっている」と考えてくれる企業です。

その探し方やブラック企業との違いの見極め方は別途触れますが、ここではなぜホワイト企業への転職、就職をゴリ推しするのかをお話しします。

ホワイト企業への転職・就職を推す理由は次の3つです。
1. 何よりも「ワークライフバランス一択」こそが最も合理的な人生戦略だから
2. ホワイト企業は心身ともに健康的な状態でサスティナブルに働けるから
3. 将来を見据えて本業の他に副業を見つけ、別な収益の柱を探せるから

ホワイト企業で働くことができれば、ワークライフバランスを整えていくことが比較的容易になります。

ただし「年収2000万円プレイヤーになりたい」「社会にインパクトを与えるようなプロジェクトを実現したい」など、バリバリのキャリアを歩み、楽しい人生の一部を引き換えにしてでも出世したい、と考えている意識の高い人は別です。そういう意識高い系の方には別の道があります。

ブラック企業におさらばし、あるいは就職希望先を変更して、「細く、長く、楽しく」働きたい人には、ホワイト企業への就職・転職をゴリゴリに推したいのです。

■就職・転職の軸は「細く、長く、楽しく働く」

「年収」でも「やりがい」でも「事業内容」でもなく、なぜ「ワークライフバランス一択」なのか? それは私が単にラクがしたいからではありません。それが最も合理的な人生戦略だからです。

よく言われるようにこれからは多くの人が100歳まで生きる時代です。そんな人生100年時代に、私たちが重視すべきなのは、「短期間の年収」ではありません。長い人生トータルでの「生涯年収」です。

これまでのように理不尽に耐えながら、肉体にも過度な負荷をかけて、一時的に高い年収を得たとしても、人生の後半戦で戦うことができなくなったら、意味がありません。「生涯年収」という意味では、大きな損失を被ることになります。

ホワイト企業でワークライフバランスを死守し、しっかり睡眠をとり、運動も習慣化する。心身ともに健康な状態で、仕事を楽しむ余裕を持ち、ビジネスマンとしての現役期間を延ばす。これこそが、人生100年時代において最も合理的な人生戦略だと、私は思っています。

20代のみなさんに「ホワイト転職・就職」後にお勧めしたいのは「本業」と「副業」を掛け算すること。定時退社、有給取得もばっちりのホワイト企業で働きつつ、会社の看板のないところで自分の商売をするわけです。

本業(サラリーマン生活)のほかに、副業(ブロガー、YouTuber、仲間と週末起業、NPO活動、株式投資などサラリーマンを続けながらできる仕事)を持つことで、会社の不測の事態にも対応できます。軌道に乗れば、将来の選択肢も増えていくでしょう。

まだ独身の人も多いと思いますが、将来に備えるために「共働き」や貯蓄も重要だと思っています。でも共働きを続けていくためには、家事や育児を伴侶とシェアできる時間を確保することが欠かせません。

そのためにもワークライフバランスが大切になります。「ホワイト転職・就職」と「副業」と「共働き」のハイブリッドが、これからの時代を生き抜く選択肢の1つになると思います。

コロナ禍のおかげで、働き方や企業の成長要因に変化が見え始めている今だからこそ、ホワイト企業への転職・就職を考えてみてほしいと思います。