女優の西野七瀬と俳優の千葉雄大が18日、都内で行われたAmazon OriginalドラマとしてPrime Videoで独占配信される『ホットママ』(3月19日より毎週金曜22時に3話ずつ配信)の配信前日イベントに、メガホンをとった宮脇亮監督とともに出席した。

  • 左から、宮脇亮監督、西野七瀬、千葉雄大

    左から、宮脇亮監督、西野七瀬、千葉雄大

同作は、2013年に中国で放送され、仕事に子育てに奮闘する主人公の姿が反響を呼び社会現象を巻き起こすほど大ヒットとなったドラマ『辣媽正傳(英語タイトル:HOT MOM!)』を、日中共同プロジェクトとして、西野主演で日本版にリメイク。主人公の夏希を西野が演じ、夏希に想いを寄せる大学時代の同級生・元哉役を千葉が演じる。2人は今回初共演で、初のママ・パパ役に挑戦している。

配信を前日に控えての心境を尋ねられた西野は「いよいよという感じで、皆さんに見てもらえるのは楽しみだと思っています」と期待に胸を躍らせ、千葉は「皆さんで一生懸命作ったので、早く見てもらいたいなと思いますし、3話ずつ更新なので、配信日を毎週楽しみにしていただけたらいいなと思います」とアピール。この日の時点で、「予告の再生回数がすごいことになっている」とMCから報告を受けた西野は「急に不安になりました(笑)。"明日公開か"くらいだったんですけど、急に期待されているのかなと思って怖くなってきました」と不安げな表情を浮かべた。

また、同作は日本のみならず、アジアの国々でも見ることができるそうで、これまでそういう経験がないという西野は「不思議な感じですね。海外の方がご覧になったときに、どういうことを考えられるのかなと気になったりします」と目を輝かせ、千葉が「グローバル俳優ですね」とコメントすると、西野は「やったー!」と喜びカッツポーズした。

自身が演じた夏希について「特に好きなことに対しては絶対に誰にも負けたくない強い女性で、発言や行動も大胆なイメージ」という西野は、「(脚本を) 読んだ段階では、自分がこの役をやるとはまったく想像ができなくて不安でした」と打ち明け、宮脇監督にも面と向かって「自身がない」と言ったそうで、宮脇監督は「言われたときは"どうしよう"って思ったんですけど、みるみるお芝居が上手くなって、西野さんと千葉くんがお互いに影響し合って成長していって、劇中とリンクしているなという印象がありました」と語った。

一方、千葉が演じた元哉という男性について西野は「料理とかやってくれるのでありがたいなと(笑)。自分は、料理はそんなにしたくないなと思うので、全部任せられる旦那さんは理想だなと思います」と吐露し、家事は得意ではないのかと追求されると「自分のためにならできるんですけど、もう1人分とかってなるとあんまり…。やったことはないんですけど、自分だけで精一杯って感じです」と答えた。

さらに、同作はファッションも注目ポイントだそうで、衣装について西野は「夏希は原色とか柄が多くて、そういうパッとした色を着ると自分の気分が明るくなる感じがしました」と声を弾ませ、西野が着た衣装の中で好きなものを聞かれた千葉は「なっちゃんが着ればなんでも(笑)。でも、仕事のときは原色だったりするけど、お家に帰ってくるとカジュアルになるので、ラフな感じも好きですね」と絶賛。

MCからもラフな西野がかわいいとの声が飛ぶと、西野は「私はちょっと不安な気持ちで現場にいました。メイクもほぼスッピンみたいな感じで、おでこも出していて、あまりモニターを見たりしなかったので、“どんな風に映っているのかな”って不安だったんですけど、そういう一面も今まであまり見せたことがなかったので、この機会に全部、なんでもさらけ出そうと思ってやっていました」と語った。

イベントでは、この春から新生活を送る人に向けて、2人がエールを送るという企画も行われ、"とりあえずやってみる"と挙げた西野は「これは私自身がよく思っていることなんですけど、とりあえず飛び込んでみようって感じです。後のことはそこまで心配せずに、とりあえずぶつかったら面白いんじゃないかなと思います」と実体験を交えて説明し、"自分を大切に"と挙げた千葉は「西野さんがおっしゃったように、何かに飛び込んでとりあえずやってみるというのはすごい大事だなと思っていて、頑張るときは頑張らないといけないけど、自分を労わることも大事にしてほしいなと思います。美味しいものを食べるでも、美味しいお酒を飲むでも、些細なことでもいいので、そういうことは大事かなと思います」とコメント。自身は自分にどんなご褒美をあげるか追求された千葉は「最近やったのは爆買い。暖かくなってきてお洋服がほしいなと思って買いました」と声を弾ませた。