4月20日には初のフォトエッセイを発売予定。フォトパートは、生まれ育った島根県隠岐諸島にある海士町を中心に撮影し、エッセイパートでは、生い立ちや家族、性など、さまざまなテーマが収録される。

井手上は「今までは話してこなかった部分も詳しく話していて、私の人生が本になっています。海と森があふれている、自然の中で生きてきたというのがわかるような写真も見どころです」と紹介。

同書で自分の人生を振り返ることで、「自分は恵まれていたんだな」と改めて感じたという。「出会ってきた人たち…悪い人もいい人も含めて、その人に出会っていなければ自分は今、こうなっていないと思うと、自分は得している人生だなと思い、いろんなことに感謝しました。普段はあまり意識しませんが、過去を振り返って本にしてみると、いろんな人に支えられていたのだと気づくことができました」

自身にとって最も大きな出会いを尋ねると、「母です」と即答。「お腹の中に私を授かったことです。母が母でなければ、私は私ではないので、大きな出会いは母です」と話し、「私の家庭は母子家庭で、親戚も男の子が少なく、女性と関わることが多かった。友達も女の子が多いですし、こういった環境で育ったからこういう私ができたんだなと思うと、それはそれでよかったなと。すべてに感謝です」と笑顔を見せた。

さらに、生きていく上で大切にしている母の教えを尋ねると、「『人とケンカしたときに、どれだけ相手が悪くても、自分の悪いところを先に見つけなさい』とか、教えはいろいろありすぎて。でもやはり、一番救われたのは『ありのまま生きなさい』という言葉です」と答え、「なので、ありのまま生きています! 今も」と力強く語った。

28日には、オンラインで開催される「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」に出演予定。「私が好きなホワイトベースの衣装なのですが、組み合わせなどが新しくて、また新しい私を見せられるのではないかというワクワク感があります。普段できないような恰好なのですごく楽しみです」と期待を口にした。

■井手上漠
2003年1月20日生まれ、島根県隠岐郡海士町出身。2018年に「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でDDセルフプロデュース賞を受賞し、“可愛すぎるジュノンボーイ”と話題に。ジェンダーレスな生き方や考え方を発信しており、“ジェンダーレス男子”としても注目されている。現在は、さまざまなテレビ番組や雑誌などで活躍。4月20日にフォトエッセイを発売する。