冬の定番の鍋料理といえば、なんといっても「おでん」だろう。最近ではコンビニの店頭で気軽に買えることもあり、すっかり冬の味覚として定着している。ぐつぐつ煮込んだおでんには、人の気持ちを思わずほっこりとさせるパワーがあるようだ。

さて、いざ買おうと思うとそのあまりの種類の多さに思わず目移りがしてしまうおでんだが、実際のところ、どんな具が人気を集めているのだろうか。今回はマイナビニュース男女会員502人にアンケートを実施し、「最も好きなおでんの具」について聞いてみた。

  • 500人に聞く最も好きなおでんの具とは?

    500人に聞く最も好きなおでんの具とは?

好きなおでんの具はありますか?

  • 「はい」(94.4%)
  • 「いいえ」(5.6%)
  • 好きなおでんの具はありますか?「はい」(94.4%)「いいえ」(5.6%)

好きなおでんの具アンケートランキング結果

マイナビニュース会員に 一般的なおでんの具の中から最も好きな具材を選んでもらった、その結果と理由は下記の通り。

  • 1位「たまご」(28.3%)
  • 2位「大根」(27.2%)
  • 3位「牛すじ」(8.4%)
  • 4位「もち巾着」(5.9%)
  • 5位「はんぺん」(5.5%)
  • 6位「厚揚げ」(4.6%)
  • 7位「ちくわぶ」(4.2%)
  • 8位「こんにゃく」(3.6%)
  • 9位「がんもどき」(3.4%)
  • 10位「その他」(3.2%)
  • 11位「ちくわ」(2.7%)
  • 12位「しらたき」(2.1%)
  • 13位「昆布」(0.8%)

1位「たまご」を選んだ理由

  • 「味がしみわたり、からしとの組み合わせが最高においしい」(57歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)
  • 「普通のゆでたまごと違って、おでんの味が染みついているから」(50歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
  • 「長時間かけて、中まで色が変わるほど味が染み込んだ玉子が大好きです」(48歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
  • 「そのまま食べておいしいし、黄身をつゆに溶かして食べるのもおいしい」(39歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
  • 「おでんの出汁がたまごにしみ込み、そのまま食べてもよし、2つに割って黄身を出汁に溶かして味わうもよし、様々な味わい方が楽しめる」(48歳男性/食品/その他技術職)
  • 「締めのご飯に、汁と煮込んだ卵がめちゃくちゃ合う」(39歳男性/その他/専門サービス関連)
  • 「うちはおでんは大量に作り、3日続きます。黄身が異常に固まって周りが緑っぽく変色しますが、黄身まで染みて、それがいいのです」(54歳男性/半導体・電子・電気機器/メカトロ関連技術職)

2位「大根」を選んだ理由

  • 「おでんの定番で、出汁の味が一番よくわかる具材なので」(50歳男性/専門店/販売・サービス関連)
  • 「口に入れて噛むというより、溶ける感じになるまで煮込んだものが好き」(62歳男性/輸送用機器/メカトロ関連技術職)
  • 「唯一の野菜であり、味がしみて甘みがあり、柔らかさがあって一番好きでおいしいと思う」(62歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
  • 「中までおつゆがしみ込んだ大根は最高においしく体が温まるので、おでんを食べるときは必ず食べる」(59歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
  • 「おでんの大根は、味が染みてかなり美味しいですね! 噛まなくても大丈夫ですからね!(笑)」(48歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
  • 「寒いときにおでんの熱々の大根をからしでピリッと食べることが、小さい頃から好きでした。何とも言えない大根の柔らかさと、からしのピリッとした味がめっちゃ好き! 大根の甘さとからしの刺激の味が絶妙」(48歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
  • 「冬の大根は甘みがあり、柔らかく出汁の染みた大根は何度食べても美味しいです。大根は冬場は価格も安定していて、おでんに一番合う食材の一つに数えられる、具材の代表格になると思います」(53歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

3位「牛すじ」を選んだ理由

  • 「一番美味しいから。コラーゲンもたっぷり」(53歳男性/総合電機/事務・企画・経営関連)
  • 「旨味が強く、歯ごたえも楽しめる」(53歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)
  • 「ゼラチンとフワフワのスジの部分に味が染みてて、美味しい」(42歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
  • 「牛すじの煮込みが大好きで、おでんに入れても他の具材のいい味も染み込んで、とても美味しい」(60歳女性/その他/その他・専業主婦等)
  • 「香川県に住んでいた時、昼時はセルフのうどんでした。トッピングにおでんや天ぷらがあり、私はおでんなら牛すじと豆腐、天ぷらではかき揚げとメンチカツが定番でした。トロっとした牛すじと辛子味噌は、自宅では時間がなくて食べられません」(52歳女性/専門店/販売・サービス関連)

4位「もち巾着」を選んだ理由

  • 「おもちのもちもち食感とおでんだしがおいしい」(35歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
  • 「濃厚なうまみと餅のハーモニーがたまりません」(43歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
  • 「もちの腹たまり感と、油揚げの美味しさ」(54歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

5位「はんぺん」を選んだ理由

  • 「ふわふわした食感がたまらない」(50歳男性/官公庁/公共サービス関連)
  • 「味が染みやすいのはもちろん、食べやすいからです」(68歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
  • 「だし汁がじわっと出る感じがする」(39歳女性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

6位「厚揚げ」を選んだ理由

  • 「豆腐が好きなので、厚揚げも好物」(65歳男性/ビル管理・メンテナンス/その他・専業主婦等)
  • 「揚げた部分と豆腐の部分、2つの食感を楽しめる」(51歳男性/食品/営業関連)
  • 「油を含み、ジュワッとしみ込んだ出汁の味でおいしさを感じられる」(48歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

7位「ちくわぶ」を選んだ理由

  • 「ちくわぶ: 私は関西出身です。ちくわぶは、東京に出てきて初めて食べて、それからずっと大好きです」(57歳男性/その他金融/営業関連)

8位「こんにゃく」を選んだ理由

  • 「こんにゃく: 子どものころから屋台で買ってもらい、美味しくて好きです」(50歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

9位「がんもどき」を選んだ理由

  • 「がんもどき: 汁のよく沁みたがんもどきを食べたときが、一番おでんを味わっていると感じられる」(50歳男性/ソフトウェア・情報処理/メカトロ関連技術職)

11位「ちくわ」を選んだ理由

  • 「ちくわ: 柔らかくて味がしみてカラシとよく合います。一番、多く入れて欲しいです」(56歳男性/医療・福祉・介護サービス/メカトロ関連技術職)

12位「しらたき」を選んだ理由

  • 「しらたき: カロリー低めで美味しいので、沢山食べられる」(34歳男性/その他/その他・専業主婦等)

13位「昆布」を選んだ理由

  • 「昆布: 結び昆布の結んだ部分に味が染み込んでいて、少し硬いその部分をかじりながら、おでんの出汁が染み込んだ昆布を味わうのが1番おでんの醍醐味だと思っている」(58歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)

10位「その他」を選んだ理由

  • 「ごぼう天: 練り物が好きだから」(48歳男性/建設コンサルタント/営業関連)
  • 「鳥つくね: 味がしみて一番おいしい」(60歳男性/不動産/営業関連)
  • 「つみれ: 素朴な舌触りで、栄養価が高いので」(57歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
  • 「さつまあげ: 生で食べてもおいしい、たまりませんなぁ」(48歳男性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)
  • 「ウインナー巻き: 子どもの頃、出店で食べるとちょっとリッチな気持ちになれたのが、今でも忘れられない」(52歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
  • 「シューマイ: 味がしみやすいから」(58歳男性/サービス/その他・専業主婦等)
  • 「たけのこ: 他の具材はゆるい、たけのこの食感が際立つ」(60歳男性/セキュリティ/専門サービス関連)
  • 「選べない: お店によって味が違うし、その時で味のしみかたも違う」(43歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

好きなおでんの具まとめ

調査の結果、マイナビニュース会員で好きなおでんの具が「ある」人は全体の94.4%で、圧倒的な多数が好みの具があることが明らかになった。

最も好きなおでんの具を聞いたところ、1位は28.3%を集めた「たまご」となった。2位は「大根」(27.2%)で、この2つで全体の55.5%を占めた。3位以下は、3位「牛すじ」(8.4%)、4位「もち巾着」(5.9%)、5位「はんぺん」(5.5%)、6位「厚揚げ」(4.6%)と続くが、人気はトップ2が抜きん出ている。実際に、定番のおでんの具といえば「たまご」と「大根」の名を挙げる人は多いのではないか。その意味では、この結果は妥当なものと言えるだろう。

その具を選んだ理由を聞いた。全体に共通する理由として、「出汁が染みる」「味が染みる」というものがある。長時間多くの具材を出汁で煮込むという、おでんという料理の特性上、具材そのものの味に加えて、いかに旨味を自分の中に取り込むか、が大きなポイントとなっている。

その点では、トップ2の「たまご」と「大根」は、そのものの美味しさ以上に、染み込んだ出汁の旨味を味わうには最適のアイテムとなる。この"染み込み具合"にプラスして、あとは素材の味わいや食感、ご飯やお酒との相性などで自分好みの具材を選んでいるようだ。

そもそもおでんが多種多様な具材を煮込んで、その相乗効果でトータルの完成度を上げる鍋料理であることから、具材を一つだけに絞ることは難しいという意見もあった。「大根」と一緒に何を入れるかで、「大根」そのものの味も変化してしまう、ということも頻繁にありそうだ。

「その他」では「シューマイ」や「餃子巻き」「たけのこ」などの名前も挙がっているが、これも美味しそうだ。もしかしたら、地域によって入れる具材が異なり、転勤などで新しい味を発見するということもあるかもしれない。

徐々に暖かくなってきているとはいえ、まだまだ寒い日が続く。コンビニレジ横のおでん鍋をちょっと覗き込んで、何品か買って帰りたい、そんな気分にさせられる調査結果となった。

調査時期: 2021年2月3日~2021年2月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計502人(男性: 427人、女性: 75人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート