ヤマモリは、代替肉を使用した次世代フード「2050年カレー」第2弾商品として、新味「中辛のキーマカレー」を発売する。価格は税別300円。

同商品は、2月9日の"肉の日"に合わせて発売されたもの。2050年には、世界人口の爆発的増加や新興国・開発途上国の生活水準の向上により、肉などの動物性たんぱく源が不足し、世界的な食糧危機が訪れると言われている。同社はこの食糧危機への打開策として、植物性の代替肉である大豆のフェイクミート・べジミートを使用した商品開発に取り組んでおり、食という身近な消費行動の中でSDGsの取り組みに関心を持つきっかけになってほしいと「2050年カレー」シリーズを企画した。

「中辛のキーマカレー」は、持続可能な食べ物「大豆」を使った代替肉を、より本物の肉の味わいに近づけるためにヤマモリ独自の技術(特許出願中)を採用。第1弾よりも、肉を使ったものと変わらない美味しさを実現している。また、第1弾の「ガーリックチリ味」「ペッパーチリ味」「麻辣味」は食糧危機の衝撃を表現するため激辛にしたが、普通の辛さの商品が欲しいという消費者の声を受け「中辛」に仕上げたという。

また、虹や朝日をあしらったパッケージは未来への希望や可能性を表現している。身近な食から持続可能な社会に向けた行動を始めてほしいという想いを込めて、「さあ、明日のために、できることから始めよう」とメッセージを配置した。

なお、発売記念としてヤマモリ公式Twitterでは"2050年後に正解が分かるクイズ"を出題し、抽選で「2050年のヤマモリ製品詰め合わせ」が当たるキャンペーンを実施。「キャンペーンを通して、2050年に訪れるかもしれない食糧危機に対し、ひとりひとりが少しでも意識を持つきっかけにしてほしい」と同社はコメントを寄せている。