女優の吉岡里帆が、フジテレビ系ドラマ『レンアイ漫画家』(4月スタート、毎週木曜22:00~)に出演することが9日、明らかになった。

  • 『レンアイ漫画家』に出演する吉岡里帆=フジテレビ提供

山崎紗也夏氏の同名コミックスが原作の同ドラマは、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子という恋に不器用な2人のラブコメディー。鈴木亮平が漫画家・刈部清一郎を演じ、吉岡はサラサー女子・久遠あいこを演じる。

あいこは、気立てが良くてお人よし、裏表のない性格で人を疑うことを知らずにだまされてしまうことも多い。いつか、運命の“人生の相方”が現れることを夢見ているが、現実はダメ男ホイホイと呼ばれるほど男運も悪く、30歳を目前にして人生模索中。そんなある日、葬儀屋で働いていたあいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃的な出会いを果たす。不躾(ぶしつけ)にも清一郎は出会い頭に「俺のためにレンアイしろ!」ととんでもないことを依頼。その依頼とは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをしろ、というものだった。葬儀屋の仕事をクビになったあいこは、お金のために、恋愛ミッションという名のリアル体験取材をスタート。清一郎のむちゃぶりの指令のもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりを繰り返すことに…。

吉岡は、今回が鈴木と初共演。表情豊かな崖っぷち女子ぶりを見せ、“恋愛ミッション”に応えるために、丸の内OL、ギャル、あざとかわいい女子など、さまざまなクセのあるキャラクターを演じ切る。

企画編成の佐藤未郷氏は、吉岡について「実は王道ラブコメは今回が初挑戦、ということで、『まさにこんな吉岡里帆が見たかった!』という作品になっていると思います。くるくる変わる、その表情豊かな吉岡さんの愛らしさをぜひ楽しみにしていただきたいです。ご本人の聡明さとは裏腹に、ちょっとダメダメなところのある今回のキャラクターですが、気軽に突っ込みながら、楽しく笑ってもらえたらうれしいです。また、恋愛ミッションの度に様々なメイク・ファッションで変身していく吉岡さんの姿も、早く皆さんにお見せしたくて仕方ありません。物語の導入として、しばらくヒロイン目線のモノローグで話が進むのですが、吉岡さんの心地よい声にも癒やされてください!」とコメントしている。

吉岡のコメントは、以下のとおり。

―― 『レンアイ漫画家』への出演が決まった時の感想。

“ド直球ラブコメ”作品への出演経験がほとんどないので、すごく新鮮に思いました。また、今は明るいエンターテインメントが必要とされているんじゃないかなと、私自身も感じてたので、ポップな笑いやドタバタもあり、さらに愛情いっぱいの作品に出演させていただけることに、本当にうれしく思いました。

――ご自身が演じられる久遠あいこについて。

適度に生活に疲れていて、キャピキャピすることも卒業して、恋愛も少し諦めてしまっている女性です。でも、清一郎に出会うことによって、“もう少しがんばってみよう!”というエネルギーに再び火がつくんです!

――収録現場の雰囲気はいかがですか?

私たち出演者もスタッフの方々も、全員がご覧くださる皆さんに楽しんでいただきたいという一心で挑んでいます。作品に込められた明るいメッセージやエネルギーを伝えたいという願いであふれているので、現場は明るく温かいです。それぞれに個性もバラバラな人たちがそろっていますが、そんな皆さんが一つになった時に、面白いシーンが生まれるので、その楽しい化学反応をお届けできたらうれしいです!

――今回初共演の鈴木亮平さんの印象について。

お会いする前からストイックな方だと伺っていました。現場でも“ラブコメといっても、どこで人はキュンとするのか?”とかを一緒に話し合いながらシーンを重ねていけるのが本当に楽しいです。キュンも二人でストイックに考えています!本編の清一郎とあいこにも通じる感じですね(笑)

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージ。

『レンアイ漫画家』は原作を読ませていただいた時から本当に面白くて、心がほっこりとする作品です。そして、キュンとしたりワクワクしたり、楽しみな要素がたくさん詰まった作品です!肩肘張らずに楽しく見られる作品なので、みなさんにほっこりとご覧いただければうれしいです!

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