JR西日本は2月6日始発から、大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の各駅に設置された発車標の乗車位置表示を変更する。同日以降、女性専用車あり・トイレなしの列車を「○」、女性専用車なし・トイレありの列車を「△」と表示する。

  • 大阪環状線・JRゆめ咲線の車両323系(「スーパー・ニンテンドー・ワールド」ラッピング列車)

大阪環状線・JRゆめ咲線の普通列車は323系の投入まで片側4ドアの通勤形電車(201系・103系)を使用していた。大阪環状線では環状運転を行う普通列車やJRゆめ咲線へ直通する列車に加え、大和路線(関西本線)の大和路快速、阪和線の関空・紀州路快速も乗り入れており、これらの列車は片側3ドアの車両(221系・223系・225系)を使用している。そのため、各駅に設置した発車標と、ホームの乗車位置案内において、片側4ドアの列車を「○」、片側3ドアの列車を「△」と示していた。

2016年から片側3ドアの新型車両323系が投入され、2019年に全車両の置換えが完了。これにより、大阪環状線・JRゆめ咲線の列車はすべて片側3ドア(一部列車を除く)となり、発車標の乗車位置表示もすべて「△」となった。ドア枚数が統一されたことを受け、現在は京橋駅、大阪駅、鶴橋駅などで可動式ホーム柵の設置も進んでいる。

その一方で、ドア枚数が統一されたものの、323系と221系・223系・225系では車内設備が異なる。オールロングシートでトイレなし、4号車を女性専用車としている323系に対し、221系・223系・225系は転換クロスシートを備え、トイレも設置しているが、女性専用車の設定はない。

  • 323系の女性専用車(4号車)

こうした違いを発車標で示すことになり、2月6日から女性専用車あり・トイレなしの列車を「○」、女性専用車なし・トイレありの列車を「△」と表示することになった。発車標の表示の変更に先立ち、大阪環状線・JRゆめ咲線の駅に案内も掲出されている。