伊予鉄道は低床式の「新型LRT車両」(次世代型路面電車)5000形を2両(5007・5008)追加導入し、2月5日から営業運転を開始すると発表した。伊予鉄道の「新型LRT車両」は計8両での運行となる。

  • 低床式の新型車両5000形。2両を追加導入する(画像提供 : 伊予鉄グループ)

伊予鉄道の「新型LRT車両」は、「乗ってみたくなる未来型流線型デザインの車両」とされ、「IYOTETSU チャレンジプロジェクト」として実施しているオレンジ色のカラーリングにより愛媛らしさを表現している。低床バリアフリー型車両でもあり、既存の2100形との比較で通路幅は24cm拡幅され、定員数は約28%増の60名となる。

「えひめ Free Wi-Fi」の導入をはじめ、行先表示の英語表記や英語での車内アナウンスにより、外国人観光客にも対応。車内にデジタルサイネージを導入して中吊り広告をなくし、広々とした車内になっている。環境負荷の低減として、回生ブレーキを採用したほか、照明装置をLED化し、省エネルギー化も図っている。

  • 新型車両5000形イメージ(画像提供 : 伊予鉄グループ)

  • 新型車両5000形(画像提供 : 伊予鉄グループ)