伊予鉄道と伊予鉄バスは25日、運賃改定を10月1日に行うと発表した。郊外電車と市内電車の初乗り運賃は現行の160円から170円に値上げとなる。

  • 伊予鉄道が10月1日に運賃改定を実施

郊外電車と市内電車の改定率は、定期外4.061%、定期1.839%、平均3.3%。郊外電車の対キロ区間は、営業キロに応じて一部区間運賃を改定する。郊外電車の定期運賃も一部区間運賃を改定する。郊外電車の定期運賃は据置きとする。

「坊っちゃん列車」は1乗車800円から1,000円に値上げされる。シルバー定期は発売券種を1カ月のみとし、購入対象年齢を70歳以上から75歳以上に引き上げる。ただし、運転免許返納の証明を提示すると、満70歳以上から購入可能。また、経過措置として1951年以前に生まれた人は対象とする。

路線バスは改定率を定期外8.606%、定期7.497%、平均8.341%とし、市内中心部の初乗り運賃を170円に引き上げる。郊外部の初乗り運賃は160円に据え置く。対キロ区間は、営業キロに応じて一部区間運賃を改定する。定期運賃は、改定した片道運賃をもとに算出する。リムジンバス料金は150円から280円に値上げする。

「こどもの城&動物園ファミリーきっぷ」は、大人1名・小児1名の価格を1,140円から1,250円に変更。「ZOOきっぷ」は大人770円を840円に値上げする。