女優の瀧本美織とお笑いコンビ・中川家の礼二が、あす29日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 中川家礼二(左)と瀧本美織=フジテレビ提供

オープニングでは、ドラマ収録の合間をぬって今回の収録に参加した瀧本が、気になっているニュースとして『M-1グランプリ』を挙げる。お笑い好きだという瀧本は、熱を帯びた口調で語り、同番組で審査員を務めている礼二と意気投合するはずが…。

今回は、「2021年のキーマン」を特集。新たな年を迎え、2021年がどんな未来になるのかを考えていくため、番組では「2021年のキーマン」をリモートで中継を結び、今年の展望を聞いていく。

まずは「東京オリンピック運営委員会のメンバー」の方と中継を結ぶが、回線が不安定で映像がとぎれてしまう。次に紹介するキーマンは、「変革が迫られる鉄道会社の敏腕車掌」だが、回線は復旧しない。過去に同じような展開で、急きょ代役をさせられている礼二は、嫌な予感を察知し苦い表情を浮かべるが、時間がないのはドラマ収録の合間に参加した自分のせいと瀧本が自ら「車掌」の代役を買って出る。

その瀧本の大胆な提案に、「車掌」のモノマネが得意で、すっかり自分がやるものと覚悟していた礼二は、あっけにとられる。「台本をいただいて、その内容に驚きましたが、やるしかないんだなと覚悟しました(笑)。割とすんなり受け入れられましたし、礼二さんのネタをやらせていただけるんだと思うとうれしかったです(笑)」と語った瀧本の代役ぶりに注目だ。

代役をせずにすんだ礼二にとっては、ある意味、気楽な収録になるかと思いきや、『脱力タイムズ』ならではの展開が待っていて、ベテラン芸人の礼二が思わず「こうくるとは思わへんかった」と愚痴をこぼす展開に。

エンディングでは、想像をはるかに超える展開に思わず礼二が…。礼二のネタに果敢に挑戦した瀧本の女優魂と、波乱の展開にも意地を見せた礼二の芸人魂を感じられる放送となっている。

今回のオファーに「番組自体もそうですけど、お笑い自体がとても好きなのでうれしかったです。『全力!脱力タイムズ』は、皆さんが笑いをこらえる姿が面白いですし、番組の作りもとてもステキです」という瀧本。収録を終えて、「台本をいただいた段階で、だいぶハードルが高いけど、大丈夫かな?と(笑)。好きな番組でよく拝見していますが、ゲストの女優さんがこんなことをやっているのを見たことがないので(笑)。ただ、収録自体はとても楽しかったです(笑)」と振り返った。

また、「台本をいただいて、その内容に驚きましたが、やるしかないんだなと覚悟しました(笑)。割とすんなり受け入れられましたし、礼二さんのネタをやらせていただけるんだと思うとうれしかったです(笑)。いろんな動画を拝見して、礼二さんのネタを練習しました(笑)。とにかくやりきって、それを皆さんに笑っていただけるなら、こんなにうれしいことはありません」と充実の様子。

有田哲平から、収録後に「今回のような台本だと、いつも女優さんに断られてしまうけど、瀧本さんなら絶対にやってくれると思っていた」と言われたのがうれしく、「何でもやります!」と応えたという瀧本。

「私も大好きな礼二さんのネタを多数やらせてもらいました(笑)。そういうイメージを持たれていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、今までのイメージを打ち破って今回チャレンジさせていただきましたので、新しい瀧本美織を楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけた。

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