JR東日本は26日、新幹線の座席でもウェブ会議を実施可能な車両(リモートワーク推奨車両)を設定し、利用動向や課題を調べる実証実験を2月1日から実施するにあたり、快適で効率的なリモートワークを体験してもらうため、各企業と連携すると発表した。

  • 東北新幹線E5系

通常、新幹線の座席では携帯電話などでの通話を遠慮してもらっているが、実証実験ではウェブ会議や携帯電話などでも通話が可能な「リモートワーク推奨車両」1両を設定。利用の際、乗車券・新幹線特急券を購入して対象列車に乗車し、列車ごとに開始駅と終了駅が決められている実証実験の実施区間内にて、「リモートワーク推奨車両」へ移動することができる。なお、「はやぶさ」は全席指定席のため、自由席特急券だけでは乗車できない。

「リモートワーク推奨車両」に座席指定はなく、満席でなければB席・D席以外の空いている座席を利用可能。専用案内スタッフが貸出品の対応を行う。利用にあたってマスク着用など感染防止対策とアンケートへの協力が求められ、アンケートに協力するとシェアオフィス「STATION BOOTH」の無料利用チケットが贈られる。

この実証実験に協力する各企業から貸出品の提供も。KDDIは高速・高品質な4G LTE回線を利用できるWi-Fiルーター、Think Labは集中状態の測定ができるメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」、ヤマハは「情報マスキング音」を流すことで周囲への会話漏れを軽減させるスピーチプライバシーシステム「VSP-2」、富士フイルムはアルコール除菌シート「HydroAg+クロス(アルコール60%)」を用意する。

  • 新幹線を利用した新しい働き方のイメージ(実際の車両とは異なる)

新幹線オフィスの対象列車・区間は、2月1~12日(前半)の下り「はやぶさ103号」(東京~仙台間)、「はやぶさ17号」(東京~新青森間)、「やまびこ63号」(東京~盛岡間)、「やまびこ141号」(東京~仙台間)、上り「はやぶさ108号」(仙台~東京間)、「やまびこ136号」(仙台~東京間)、「はやぶさ36号」(新青森~東京間)、「はやぶさ110号」(仙台~東京間)。2月15~26日(後半)の下り「やまびこ127号」(東京~仙台間)、「やまびこ135号」(東京~仙台間)、「はやぶさ21号」(東京~新青森間)、「やまびこ213号」(東京~仙台間)、「やまびこ149号」(東京~仙台間)、上り「やまびこ128号」(仙台~東京間)、「やまびこ136号」(仙台~東京間)、「やまびこ144号」(仙台~東京間)、「はやぶさ38号」(新青森~東京間)、「やまびこ156号」(仙台~東京間)となる。