NTT ドコモは1月14日、遠隔地にいても 3Dアバターとなって仮想ミーティングルームに参加できるシステム「XR テレプレゼンスミーティング」の実証実験を2021年1月末から開始すると発表した。

同システムでは、スマホで撮影した1枚の顔写真から3Dのアバターを生成し、VRデバイスやMRデバイスを装着することで、遠隔地から仮想のミーティングルーム上で会議を実現する。自宅や遠隔のオフィスなどにいながら、身振り手振りを交えたコミュニケーションによる会議が行える。

  • 「XR テレプレゼンスミーティング」の利用イメージ

今回新たに、顔写真から3Dのアバターを生成する機能を追加したほか、VRデバイスだけでなくMRデバイスにも対応した。同システムが対応しているデバイスは、VRデバイス「Oculus Quest」とMRデバイス「Magic Leap」。

VRデバイスを使用した場合、視界がすべて会議室となり、没入感の高い会議や資料の共有、ブラウザの操作などが可能。一方、MRデバイスを使用した場合、半透過型であり現実の世界も見えていることから、PC を操作しながら会議に参加することが可能。