香取慎吾が主演を務めるテレビ東京の2021年1月クールドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(1月25日スタート 毎週月曜22:00〜)のオープニングテーマ曲が11日に公開された。

アイナ・ジ・エンド

アイナ・ジ・エンド

同作はオリジナルのクライムサスペンス。警視庁によるSNSの専門の対策室「警視庁指殺人対策室」を舞台に、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼の万丞渉(香取慎吾)をはじめ、出世コースから外れたクセモノメンバーが、キーボードによる殺人=指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導き、顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出していく。

オープニングテーマは、芸能界にもファンが多い“楽器を持たないパンクバンド"・BiSHのメンバーで、メンバーの個性を生かした振付をすべて担当しているアイナ・ジ・エンドの書き下ろしソロ新曲「誰誰誰」に決定。ミステリアスでスリリングな楽曲と、パワフルなボーカルが番組のオープニングを盛り上げる。

また、動画配信サービス「Paravi」オリジナルストーリー『アノニマチュ! ~恋の指相撲対策室~』の独占配信も決定。『アノニマス』の知られざる舞台裏を描いた、肩の力を抜いてクスッと楽しめる作品となっており、昼下がりの指殺人対策室を舞台に、咲良(関水渚)に密かな恋心を抱く四宮(清水尋也)が、勝手に恋のライバルだと思い込んでいる万丞(香取慎吾)を倒し、彼女が好きな“強い男”になるべく、捜査に、指相撲に、邁進する。脚本は『バイプレイヤーズ』や『きょうの猫村さん』『有村架純の撮休』などを手掛けるふじきみつ彦が手掛け、1月25日の『アノニマス』初回放送終了後から配信される。

アイナ・ジ・エンド(BiSH) コメント

『アノニマス』のオープニングテーマ曲を書かせていただきました、アイナ・ジ・エンドです。

誰が送ってきたのか分からない言葉に一喜一憂する、そんな時代に私も生きていて、不感症になりたいと思う日もありました。
ただ、愛のない言葉を送っている人も実は現実世界で息が絶えそうに苦しく、フラストレーションを指先で発散するしかないのかもしれません。だから誰が悪いのかなんて私にはわかりません。

みんなが優しい気持ちになれる世界になりますように。
もう誰も消えてしまいませんように。
そんな今の葛藤を曲に落とし込んでみました。

『アノニマス』が始まるのを、私もとても楽しみにしています!
ドラマと一緒に曲も楽しんで頂けたら嬉しいです。

濱谷プロデューサー コメント

ドラマ『アノニマス』は、顔も名前も分からない相手からの悪意と戦うお話。
オープニングテーマをお願いするときに「得体のしれない感じ」が出ると良いなとお伝えしました。
できあがった楽曲「誰誰誰」は、まさに得体のしれない言葉に苦しみ、葛藤し、その先を探している歌だと思いました。
アイナ・ジ・エンドさんの切迫した声や息遣い、そして激しいメロディラインから伝わる“衝動”は、主人公の万丞渉(香取慎吾)がうちに秘めた感情そのものだと思っています。
オープニングタイトルバック映像は、楽曲の力も重なり、そのイメージが体現されていると思いますので、そちらもぜひお楽しみに!

(C)「アノニマス」製作委員会