お父さん、お母さんもいつか死んでしまう。生き物である限り避けようのない運命ですが、小さな子どもにとってはとても怖い事実なんですよね。そんな「親の死」について考えた、ある女の子とお母さんの会話をご紹介しましょう。

うにわさびさん(@unifamily_uni)がインスタグラムに投稿したある日の一コマです。

母の「死」だけでなく「老い」すらも許さないという、やや厳しめな5才の娘さん。ちなみに、1枚目で「生きる事にして」と娘さんは言っていますが、お母さんのうにわさびさん自身「死ぬ事にした」覚えはまったくないのだそうです。

投稿を見た人からは、「娘ちゃんの本気度と、ひどい言いぐさに爆笑しました」「すごく可愛いですね。なんだか、じーんときてしまいました」「愛は宇宙を越える……(笑)」といったコメントのほか、「私も小さい頃自分の母がお婆ちゃんになるのが本当に嫌でした」「うちの娘も毎日死なないでって言ってきます」などの体験談も。

「結構周りの子供達でも似たような発言をしている子が多く、そう言う時期なのかなぁ? と思いました」とうにわさびさんもコメントしていました。

さて、この後どんな会話が続いたのかも気になりますよね。うにわさびさんによると、

母「宇宙どころか地球から出るのもひと苦労だよ。コロナだし家にいなよ」
娘「宇宙の外ってどうなってるんだろうねー」
母「誰もわかんないんだよー。宇宙の中すらどうなってるか解明されてないんだよー」
娘「なんでよ。調べたら良いじゃないのよ。スマホに聞いたら? 」

というような会話だったとのこと。「娘は大抵のことはスマホに聞けば解決すると思ってる若者です」と話していました。

最後のコマでも「宇宙から出ていく」と壮大な発言をしていた娘さん。保育園でマグマや宇宙の話を聞いて以来、家でも図鑑などを見て興味津々なのだそうです。宇宙や地球などスケールの大きな知識を得るうちに、「親がいつか死ぬ」という悲しくなる事実はいったん頭の片隅にしまっておけるといいですね。