東京2020組織委員会と東京都は、東京圏(東京都、埼玉県、千葉県および神奈川県横浜市)における会場周辺交通対策の更新と、関係者輸送ルート(オリンピック・ルート・ネットワーク(ORN)/パラリンピック・ルート・ネットワーク(PRN))のうち、「練習会場ルート」ならびに「代替ルート」について12月22日に公表した。

  • 公表された「練習会場ルート」「代替ルート」

    公表された「練習会場ルート」「代替ルート」

会場周辺交通対策は、会場周辺への交通流入を抑制し、安全・円滑な大会輸送の実現と都市活動との両立を図る目的で実施するもの。同対策は、迂回を促す迂回エリアや会場直近における通行規制エリアと一部の会場における専用レーン・優先レーンの設定等からなるという。

この度、選手等が通行する関係者輸送ルート(ORN/PRN)のうち、「練習会場ルート」と「代替ルート」について新たに公表した。「練習会場ルート」は、選手等を選手村等から練習会場まで輸送する際に使用するルート。「代替ルートは選手村や宿泊施設・空港・競技会場等を結ぶ「大会ルート」が事故等により使用できない場合に緊急の対応として使用するルートのこと。なお、2019年12月に公表済みの「大会ルート」に今回変更はない。

また、「練習会場ルート」については一部に調整中の会場があるため、今後確定し次第更新する予定だという。