こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。今年も残り少なくなってきました。例年であれば仲の良いお友達とのクリスマス会や地域の行事、家族でのお出かけなどイベントが盛りだくさんだったと思います。

しかし今年はコロナ禍。学校や地域の行事も中止になり、お友達の家に集まることも自粛ムードです。さみしさ、物足りなさを感じている子どもたちもいるのではないでしょうか。

  • 簡単アレンジでクリスマスキャラ弁を作ろう

    簡単アレンジでクリスマスキャラ弁を作ろう

年に1度のクリスマス。クリスマスはサンタクロースにトナカイ、雪だるま! かわいいキャラクターがいっぱいです。簡単アレンジのお弁当で、クリスマス気分を味わってみませんか? 赤や緑のクリスマスカラーは、彩りも良く美味しそうに見えます。この時期ならではのキャラクターのお弁当も、少しのアイデアで簡単にできますよ。簡単なのに家族に大好評なクリスマスのお弁当をご紹介します。

●おにぎりレシピ

おにぎりはお弁当の中でも大きな面積をとる存在。簡単にデコレーションすることで、一気にお弁当が華やかになります。かわいいサンタクロースやトナカイのおにぎりレシピを2つ紹介します。

【ポイントをおさえておけば超簡単! サンタクロース&トナカイおにぎり】

  • サンタクロース&トナカイおにぎり

    サンタクロース&トナカイおにぎり

クリスマスのサンタクロースとトナカイをおにぎりに。味違いで食べやすさも工夫しています。

  • マスキングテープでトナカイの角を作る

    マスキングテープでトナカイの角を作る

(1)マスキングテープを、つまようじにはさむように貼り付ける。ハサミでカットして、トナカイの角を作る。

  • 白いご飯、めんつゆを混ぜたご飯をしずく型ににぎる

    白いご飯、めんつゆを混ぜたご飯をしずく型ににぎる

(2)ラップに白いご飯をとり、しずく形ににぎる。好みで塩をかける。めんつゆを混ぜたご飯も同様に、しずく型ににぎる。

  • 器などにおかかを入れおにぎりにまぶす

    器などにおかかを入れおにぎりにまぶす

(3)めんつゆを混ぜたおにぎりに、おかかをまぶす。

  • 4等分にカットしたハムを白いおにぎりにのせる

    4等分にカットしたハムを白いおにぎりにのせる

(4)ハムを4等分にカットする。白いおにぎりの上にのせる。

  • かにかまの白い部分を少し残しながら剥がす

    かにかまの白い部分を少し残しながら剥がす

(5)かにかまの赤い部分を剥がす。(片側に白い部分を少し残す)。
(4)にのせる。

  • おにぎりをラップで包む

    おにぎりをラップで包む

(6)(3)と(5)のおにぎりをラップで包み、なじませる。

  • スライスチーズをつまようじでカットする

    スライスチーズをつまようじでカットする

(7)つまようじを使い、スライスチーズをカットし、サンタクロースのヒゲを作る。

  • お弁当におにぎりを詰め、サンタクロースにヒゲをのせる

    お弁当におにぎりを詰め、サンタクロースにヒゲをのせる

(8)お弁当箱に、(ラップを外した)おにぎりとおかずを詰める。(7)で作ったヒゲをサンタクロースにぎりにのせる。

  • ソーセージや海苔を切り、パーツを作る

    ソーセージや海苔を切り、パーツを作る

(9)パーツを作る。
赤ソーセージ……輪切り、半月切り
にんじん……型で抜く
海苔……ハサミでカット

  • 焼きパスタでパーツを固定、顔を作って完成!

    焼きパスタでパーツを固定、顔を作って完成!

(10)耳、鼻は焼きパスタで固定。ほっぺ、目、口(つきにくい時は裏にうすくマヨネーズを塗る)を貼り付けたら出来上がり!

  • トナカイの角を付けるとクリスマス感アップ

    トナカイの角を付けるとクリスマス感アップ

さらにかわいくなるワンポイント

マスキングテープのトナカイの角は、着ぐるみ風なおにぎり弁当にも活用できます。

  • 100均の型でひげをくり抜く

    100均の型でひげをくり抜く

100均の型でヒゲの形を変えると表情の違うサンタクロースに。

  • いろんな表情のサンタクロースもかわいいですね

    いろんな表情のサンタクロースもかわいいですね

トナカイも具材を変えて角アレンジ!

  • 赤ソーセージやハムなどを角になる具材はいろいろ

    赤ソーセージやハムなどを角になる具材はいろいろ

  • 個性的なトナカイになりました

    個性的なトナカイになりました

【ちょっとオシャレにサンタとトナカイのスティックおにぎり】

  • サンタとトナカイのスティックおにぎり

    サンタとトナカイのスティックおにぎり

スティックおにぎりは、ラップで包むことで手を汚さずに食べることができるのでおすすめです。

  • 白いご飯、めんつゆを混ぜたご飯をラップに包む

    白いご飯、めんつゆを混ぜたご飯をラップに包む

(1)(白)ご飯をラップにとり、軽く塩をふる。長細くする。
(茶)ご飯にめんつゆを混ぜ茶色くし、ラップに包み長細くする。

  • 巻きすでご飯を巻くと形が整います

    巻きすでご飯を巻くと形が整います

(2)(1)を巻きすで巻く。キレイに形が整うのでおすすめです。

  • かにかまやハムを使ってパーツを作る

    かにかまやハムを使ってパーツを作る

(3)パーツを作る。かにかま(服、首輪、鼻)、ハム(顔)、にんじん(角、鼻)、チェダー(バックル、鈴)、チーズ(ヒゲ)、海苔(ベルト)
ここでワンポイント! パーツ作りは型を使用すると、仕上がりがキレイですが、ない場合は、(にんじん)ストローやハサミ、(チーズ)つまようじを使ってカットできます。

  • パーツをおにぎりにのせる

    パーツをおにぎりにのせる

(4)パーツを(2)に順にのせる。
(サンタ)ハム、かにかまをのせる。
(トナカイ)細いかにかまを巻く。

  • サンタはのベルト部分は海苔とチーズ、トナカイの鈴もチーズで

    サンタはのベルト部分は海苔とチーズ、トナカイの鈴もチーズで

(5)(サンタ)海苔を巻き、チーズで作ったバックルをのせる。(トナカイ)鈴をつける。

  • 鼻や角のパーツは焼きパスタで固定すると崩れにくい

    鼻や角のパーツは焼きパスタで固定すると崩れにくい

(6)(サンタ)ヒゲと鼻をつける。(トナカイ)角と鼻をつける。
※鼻と角は焼きパスタで固定しています。

  • 最後に目や口をつけて仕上げ

    最後に目や口をつけて仕上げ

(7)目、口をつけたらラップで包み完成です。