意外と忘れてしまいがちな敬語表現。特にビジネスシーンでは、正しい言葉を使いたいものです。本記事では、「与える」の謙譲語について、言い方や活用シーン、例文を解説していきます。

「与える」の謙譲語とは

「与える」の謙譲語は、「差し上げる」です。謙譲語は、目上の人に対して自分をへりくだって表現する敬語です。

  • 「与える」の謙譲語は、「差し上げる」

    「与える」の謙譲語は、「差し上げる」

動詞 尊敬語 謙譲語 丁寧語
与える くださる
お与えになる
差し上げる 与えます

※クリックで細かな意味や用例を確認できます

もっと詳しく : 敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)活用表

「差し上げる」の使い方

「差し上げる」は、「与える」の謙譲語です。目上の相手に対してものを渡す時に「この本を差し上げましょうか」というような使い方をします。

なお、「ご連絡差し上げます」という表現は「連絡を“与える”」という意味となり、相手から上から目線に受け取られる可能性もありますので、避けた方がよいでしょう。このような場合には、「ご連絡いたします」などとすることをおすすめします。

「与える」の謙譲語を使う場面と例文

ビジネスシーンで「与える」の謙譲語を使う場合の例文を紹介します。

  • 例文 :
    「実はこの本、間違って2冊買ってしまったんです。よろしければ、差し上げましょうか? 」
    「先日、箱根に旅行に行って参りましたので、こちら(お土産)を差し上げます」

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「与える」の謙譲語としては、主に「差し上げる」が挙げられます。言葉の適切な敬語表現をマスターし、ビジネスシーンで正しく使えるようにしましょう。