リニア・鉄道館は2021年3月まで、「心温まる想い出を重ねよう。」をテーマに冬のイベントを開催する。鉄道ジオラマや新幹線車両、普段入ることのできない収蔵車両などを対象に、ガイドツアーや体験イベントをはじめ、多数のイベントを用意した。

  • 「ありがとう700系」ガイドツアーイメージ

人気のガイドツアーは、鉄道ジオラマの概要を解説する「鉄道ジオラマへの想い」、今年3月に引退した新幹線700系の特徴と活躍を展示車両内で解説する「ありがとう700系」、普段は入れない収蔵車両などを巡る「クイズ! 鉄道探検隊! 車内編」、館内を全体的に解説する「みどころガイド」を実施予定。無線ガイドシステムを使用するなど、参加者同士の間隔を確保しながら実施する。

体験イベントとして、模型車両の運転を体験できる「鉄道ジオラマ体験」、運転室から撮影した実写映像で楽しめる「在来線シミュレータ」も行われる。

  • 「クイズ! 鉄道探検隊! 車内編」で解説するオハ35形客車の車内

  • 「いつもとちがう100系新幹線車両」展示イメージ

2月中の月曜日、「いつもとちがう100系新幹線車両」と題し、100系車両の前頭覆いを外し、前照灯を営業線走行時の照度にして展示する企画も。前頭覆いの取外し・取付けの際には気笛を鳴らす。

12月9日から3月8日までの毎日(休館日を除く)、鉄道ジオラマにて歴代の新幹線車両(0系、100系、300系)と現行車両(「ドクターイエロー」、N700A、N700S)をいっせいに走行させる企画も実施。鉄道車両の標記に用いる記号や数字、文字の意味を紹介する展示も行う予定となっている。