日本たばこ産業(以下JT)では現在、「ベルサイユのばら」と「ゴルゴ13」とコラボレーションしたWEB動画CM「答えて!マリーさん篇」「答えて!ゴルゴさん篇」を、YouTubeチャンネル「スーシャルディスタンスch【JT】」で公開している。

  • 「答えて!マリーさん」(55秒)より

同社では、たばこを吸う人と吸わない人が気持ちよく過ごせるちょうどよい距離を「スーシャルディスタンス」と表現している。スーシャルディスタンスを保つためには、喫煙所が役にたつということを、さまざまなコンテンツを通して伝えていくとして、今回その第一弾となるコラボレーション動画を公開した。

動画には、世代を超えた人気漫画2作品を起用。たばこを吸う人、吸わない人それぞれの気持ちをわかりやすく代弁できるキャラクターとして、喫煙者の「ゴルゴ13」のゴルゴさん(デューク東郷)と、たばこを吸わない「ベルサイユのばら」のマリーさん(マリー・アントワネット)をキャスティングした。

  • 「答えて!ゴルゴさん」(50秒)より

「答えて!マリーさん」篇では、「好きな人がたばこを吸っていたらどうですか?」と質問するところから動画が始まる。そんなことでは愛は揺るがない、たばこを吸う人が嫌いなわけじゃないというマリーさんだが、好きな人の「歩きたばこ」に対してはショックを隠せない。嫌なのはスモーカーではなく、望まない煙であるとし、それを解決する方法として、自分の国にも喫煙所を作ることを宣言する。

「答えて!ゴルゴさん」篇には、スモーカーのゴルゴさんに吸ってはいけない場所で喫煙するとどうなるか想像してもらうと、「マナー違反により、望まない煙を吸わせてしまい、スモーカー全体の印象まで悪くなる。そしてきちんとマナーを守っているスモーカーまでが悪者扱いをされてしまう。その結果として、どんどん街から喫煙所が消えていく」ということに気づく。「マナーを守ることは、たばこを愛するもののミッションだ」というゴルゴさんのセリフで動画は締めくくられる。

  • 吸う人と吸わない人の距離を、喫煙所でつくる「スーシャルディスタンス」