お笑いコンビのタカアンドトシがこのほど、中京テレビ・日本テレビ系バラエティ特番『日本で一番早いお笑いバトル! フットンダ王決定戦2021』(1月1日2:00~6:20)の取材に応じた。

  • タカアンドトシのタカ(左)とトシ

実際にあるものを“モジる”“イジる”お題に芸人たちが回答し、面白ければ“布団がふっとぶ”同番組。この王者を決めるトーナメント『フットンダ王決定戦』の正月生放送は今回で12年目となり、放送時間は歴代最長の4時間20分だ。

出場芸人は、前年王者のハライチ・岩井勇気に、ミルクボーイ、そして初出場のぺこぱ、ぼる塾・あんり、すゑひろがりずら、総勢40人が集結。これまで「フットンダ王」の称号を手に入れてきた次長課長・井上聡、麒麟・川島明、インパルス・板倉俊之の3人は、審査員を担当する。

初出場の面々に、タカは「ぺこぱは『M-1』も獲って、『フットンダ王』も獲っちゃうかもしれないくらい勢いがあるから楽しみですね」、トシは「あんりはワードセンスが非常に高くて破壊力がありますからね」と期待。すゑひろがりずについて、タカが「演技のいい名前ですから(笑)」と言葉に詰まると、トシは「昔の言葉をかけたモジりをやってくれるんじゃないですか?」とフォローした。

また、コロナに襲われる1年だったが、今年を振り返って、トシは「自粛期間は本当にずっと家にいましたから、ここまで家族と同じ時間をすごしたことはなかったので、貴重な時間でしたね」と回想。タカは「本当にずっと家にいたので変化がなくてつまらなくて、ヒゲを伸ばしてリモート収録に出たらテレビでいじられたり、そんなことばっかりやってましたね。あと、暇だったんで紙芝居みたいなのを作ってインスタに載せたんですよ。でも誰も見てくれない…」と嘆いた。

また、『帰れま10』(テレビ朝日)のリモート収録を振り返り、トシは「今までは超密でみんなで1つのものを取り合って食ってたのに、リモートでやったら全然雰囲気が違うんですよ。1人1部屋でやってるから、何が何だか分からない」とも。

タカは「ネタ番組は、いつものセットでもお客さんは半分以下なので、いつもより笑い声が少ないとノッていかないというところはありますよね」と寂しさを感じたようだ。

そんな中での『フットンダ王』の開催となるが、タカが「ちゃんとソーシャルディスタンスをとって、確実にお客さんが少なくなると思うので、たぶん盛り下がるんじゃないかな…」と後ろ向き発言をすると、すかさずトシは「やめろよ!」とツッコミを入れていた。