「Pasco」ブランドを展開する敷島製パンは、Pascoのオンラインショップ限定「Korogi Cafe(コオロギカフェ)」シリーズから、食用コオロギパウダーを使用した「コオロギのフィナンシェ」「コオロギのバゲット」を12月1日より販売する。

  • 「コオロギのフィナンシェ」

  • 「コオロギのバゲット」

Pascoブランドは本業を通じて社会に貢献することを理念としており、未来の食糧不安に備えて持続的な食糧の安定供給を目指すSDGsの取り組みも行っている。その取り組みから、栄養価が高く、飼育に必要なエサや排出する温室効果ガスが食肉に比べて少ない「地球にやさしい次世代のたんぱく源」と注目を集める昆虫食に着目、同シリーズの製品を研究・開発した。

なお、同商品では、高崎経済大学発のベンチャー企業・FUTURENAUT合同会社が開発した、タイで生産されたヨーロッパイエコオロギのパウダーを使用。他のコオロギ品種に比べるとクセの少ないさっぱりした味が特徴で、炒ったナッツのような香りがあり、パンや菓子に使うと、味に深みを出すことができるという。

「コオロギのフィナンシェ」は、ティータイムに合うやさしい甘さを感じられるもの。フィナンシェ1個あたりのコオロギ使用量を10匹入りと30匹入りにした2種類を用意しており、コオロギの味わいの違いを楽しめる(匹数はFUTURENAUTの計算に基づき記載)。10匹入り3個・30匹入り3個の計6個入りのセットを2,160円(税込・送料別)にて販売。数量は限定100箱となっている。

「コオロギのバゲット」は、コオロギ由来の香ばしさや噛むほどに感じられるうま味が特徴。そのまま軽く焼いて味を楽しむほか、普段の食事の付け合わせや、レバーパテやトマトソース、クラムチャウダーとも良く合うとのこと。1本540円(税込・送料別)で、100本限定で販売される。

また両商品が含まれる「コオロギのバゲットとフィナンシェのセット」も100セット限定で販売。「コオロギのフィナンシェ」6個、「コオロギのバゲット」1本を2,484円(税込・送料別)で提供する。