南海電気鉄道と泉北高速鉄道は27日、年末年始の運行ダイヤについて発表した。両社とも今年度は大みそかの終夜運転を実施しない。南海線のみ、難波~住ノ江・羽倉崎間で最終列車の発車時刻を通常より延長して運転する。

  • 南海電鉄は大みそかの終夜運転を行わず、南海線で最終列車の時刻延長のみ実施すると発表

昨年度まで、南海電鉄は南海線(難波~住ノ江・羽倉崎間)・高野線(難波~河内長野・北野田間)で大みそかの終夜運転を実施。泉北高速鉄道も中百舌鳥~和泉中央間で終夜運転を行っていた。

南海電鉄は今年度、12月30日から1月3日まで土休日ダイヤで運転し、大みそかは南海線で最終列車の時刻を延長して運転。下りは難波駅2時0分発の羽倉崎行、上りは羽倉崎駅1時58分発の難波行まで普通を設定し、上下線とも難波~住ノ江間で約15~20分間隔、住ノ江~羽倉崎間で約20~50分間隔で運転する。高野線は大みそかの終夜運転を行わず、最終列車の時刻延長も実施しない。

南海線では、正月三が日に住吉大社駅への臨時停車を実施。1月1~3日の3日間、10時から16時20分頃にかけて、空港急行・区間急行(下り26本・上り25本、合計51本)が住吉大社駅に臨時停車する。

泉北高速鉄道も今年度、12月30日から1月3日まで土休日ダイヤとし、大みそかも通常の土休日ダイヤで運転。終夜運転は行わず、最終列車の時刻延長も実施しないと発表している。