お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭が出演する、日本テレビのバラエティ番組『たりないふたり2020~春夏秋冬~秋』の後編が、29日(12:45~13:15 ※関東ローカル)に放送される(地上波放送後、Huluで完全版配信)。

山里と若林がとにかく本音でトークや漫才を展開していく同番組。“春夏秋冬”の4回シリーズとして、『春』『夏』では互いに容赦ない“殴り合いトーク”を繰り広げてきたが、今回の『秋』は、山里が若林との出会いからこれまでをフリップにまとめ、振り返っていく形で進行。入念な準備で臨んだ収録だったが、本番では想定外の落とし穴が待っていた――。

  • 肩を落とす南海キャンディーズ・山里亮太(左)と、笑うオードリー・若林正恭

    肩を落とす南海キャンディーズ・山里亮太(左)と、笑うオードリー・若林正恭

■「第7世代の謎解きバトル」に差し替わる!?

収録を終えた山里は「あんなに準備したのに、『俺は一体何をやって、何が起きてるんだ…』って変なスポットみたいなのに入ってしまって、そっからあんまり記憶がないんですよね。だから、これは本当に放送されるのか…。でも、放送される日時が決まってるので、第7世代による謎解きバトルになってる可能性があります」と、お蔵入り&後輩たちへの枠禅譲がよぎるほど。

加えて、「今回は本当にやった本人がどうなるか分からないので、どっちにしても初めて見るものになるかもしれないです。目撃したものが伝説なのか、事件なのかは、放送まで分からないです」と予告する。

一方の若林は「『たりないふたり』の歴史を振り返ったので、『そう言えばそうだったなあ』とか、すごくいろいろ思い出しましたね。たしかに、山ちゃんと出会った瞬間は憧れの存在だったから、今こうやって一緒にやってるというのは本当に不思議な気分なんですよ」と、しみじみ。ただ、山里のダメージを見て、「振り返るっていうことは、昔の映像とかも使うと思うんですよ。だから、今回はそれ多めでお願いしたいなと思います(笑)」と、尺の埋め方を提案した。

その上で、「僕はお客さんに近い立場で山ちゃんのトークとフリップで見せてもらったという感じなんですけど、何かしらの新しいジャンルが生まれてましたね。後継者は現れないでしょうけど(笑)。僕は楽しんだので、それを堪能していただきたいなと思います」という若林。

『激レアさんを連れてきた。』でも、手書きによるプレゼンを受けているが、「今回もかなりの激レアさんでしたね(笑)」と客観的に自分たちを評すると、山里は「ひょっとしたら今日の日が歴史になって、テレ朝で弘中さんに紹介してもらえる日が来るかもしれない」と、まさかの展開を想像していた。

■漫才への手応えは…

今回の『秋』では、次の『冬』で2人が漫才を披露することが発表された。会場もすでに押さえられているという。

それに向けての手応えを聞くと、山里は「結局ネタ作りはしてないですからね。でも、どういうネタを作ればいいのかということは、実は荒れ地に中にちょっと種が見つかった感じです。この種を大事にすればひょっとしたら…」と光明を見出した様子。

若林も「そういえば昔、2人でこういう漫才やってたなあって久しぶりに思い出したので、そのへんも取り入れられたらなと思います」と展望を語っている。