お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭がこのほど、東京・汐留の日本テレビで、バラエティ番組『たりないふたり2020~春夏秋冬~夏』(9月3日25:29~25:59 ※関東ローカル、放送後にHuluで完全版配信)の収録に臨んだ。

山里と若林がとにかく本音でトークや漫才を展開していく同番組。“春夏秋冬”の4回シリーズとして、5月の『春』に続いて放送される今回の『夏』も、互いに容赦ない“殴り合いトーク”を繰り広げた。収録を終えた2人に話を聞くと――。

  • 南海キャンディーズの山里亮太(左)とオードリーの若林正恭

    南海キャンディーズの山里亮太(左)とオードリーの若林正恭

今回も、若林から山里へ「オムツ」「グリーンカレー」といったパワーワードによる“言葉のドロップキック”がさく裂。特に、山里の妻・蒼井優も巻き込んだ“口撃”はこの2人の関係ならではの展開で、若林が「山ちゃんのほうから『秋は出ません』ってNG出るかもしれません(笑)」と、ヒートアップしすぎた自身を反省するほどだった。

それに対して、正々堂々受けて立った山里だが、「“たりないふたり”がそろっちゃうと、よく分からないけど楽しくなっちゃっていろいろ言っちゃうんですよ。今終わって少し自分でもクールダウンしたら、ちょっとやり過ぎだなと思いました(笑)」と、こちらも反省の様子だ。

前回に比べ、今回は山里がよりパワーアップしていたそうで、若林は「“山里の夏”でしたね。直射日光がずっと差してきました。もう光って光って、目がチカチカしましたよ」と表現。そのテンションについていけなくなった若林が、ついに「初めて『たりないふたり』を辞めたいと思ったよ(笑)」と吐露し、山里も「解散を宣告されました!」と衝撃を受けた。

「こんなことやってたら、マイナスプロモーションしかないですよ(笑)」(若林)、「自分たちも何のために何をしゃべっているのか分からないんですよね(笑)」(山里)と、まさに身を削ったトークを繰り広げているが、前回の反響について聞いてみると、若林は「『たりないふたり』に関してはエゴサーチしないんです…」とのこと。

一方の山里は「俺はエゴサーチするんで見てましたけど…いい感じでしたよ。すご~くいい感じでした…」と意味深に答えてくれた。

そんな2人に、改めて今回の見どころを聞いてみると――

若林:歴代の『たりないふたり』でも、山里の“光量”がすごくて、かなり目がチカチカしました。ちょっとまだ残像が残ってるくらい。それと多くは言わないですけど、“ああいう店の入口に立ったときの亮太”はすごいですね(笑)

山里:入口まで連れていかれたんですよ…。僕は結婚して変わったから、もうそこには行きたくないって言うんですけど、『“もしも話”だから、1回立ってごらん?』って言われて。それで立たされたら、もう戻れなくなっちゃったんですよね…。

若林:“もしも話”にしては、腰が入ってるんですよ(笑)。本当に今回は歴代の亮太の中でもすごかったんですね。“正義の味方ムーニーマン”まで現れましたから(笑)

山里:そこは放送するかどうかこれから要交渉のところなんだから、見どころで話すんじゃないよ!

若林:山里が編集所に行って「抑え目にしてください」って言ったら、僕が言った感じと違うオンエアになるかもしれないです(笑)

山里:そこは結構ドキドキしながらやってたからね!

若林:ここにいない人に確認、根回しをしないといけないかな。もし放送するんだったら、俺から(佐藤)栞里ちゃんばりのお手紙を書こうか?

山里:本当にやめとけよ! 火に油注ぐだけだよ!

若林:それにしても今回は疲れましたね。かなり激しめに下から関節技決められた感じがあります。ソーシャルディスタンスがあって、良かったと思いますよ(笑)