ジャニーズ事務所は17日、同社に所属する歌手・近藤真彦の無期限芸能活動自粛処分を発表した。

ジャニーズ事務所

近藤は、『週刊文春』で不倫が報じられていたが、同事務所は「近藤に事実確認しましたところ、ご指摘の女性との交際は事実であると認めました。家庭を持つ一社会人による振舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であったと弊社といたしましては重く受け止めております」とし、「近藤に対して厳正な処分が必要であると認識し、その内容について慎重に検討いたしておりました」と経緯を説明。

その上で、「報道により一番負担を掛けることとなったご家族と本人が話し合う為の時間を要してしまいましたが、本日、近藤本人より『一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい』と申し出があり、弊社としましても、最年長である近藤の処分として当然の結論だと受け入れました」とし、「無期限芸能活動自粛処分」を報告した。

近藤は、12月2日放送のフジテレビ系音楽特番『2020FNS歌謡祭 第1夜』への出演が発表されている。

また同事務所は、近藤が歌手デビュー40周年を迎えたことにも触れ、下記の通り説明した。

今年は歌手デビュー40周年に伴う仕事のご依頼を多数頂戴し、関係各位には多大なご迷惑をおかけすることとなりますが、ご理解いただけますよう、丁寧にご説明申し上げたいと思います。

近藤は活動自粛に入りますが、この期間を通じて40年間、タレントとして活動することができましたのは多くの方々のご支援によるものであるということを改めて胸に刻み、感謝しながら自身の立場や環境に対する理解を深めることにより、多くのタレントやジャニーズJr.の先輩という立場にふさわしく、皆様より信頼していただくことができる人間を目指して精進してまいります。

弊社といたしましても、ジャニーズJr.に対する指導・監督体制を整えることにより、社会人として必要な社会性を身に付けた上で社会に出ていくことができるような環境作りに努めております。また、デビューしているタレントにつきましてもコンプライアンスに関する講習・ミーティング等を通じて現代のタレントに求められる事柄について学ぶ機会を設けておりますが、今後より一層その環境を整備してまいりたいと考えております。

そして、今回の反省を生かして、皆様に信頼していただくことができる会社を目指してまいります。

改めまして、この度は、皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。