広島県福山市は11月29日、福山駅(福山市)と塩町駅(三次市)を結ぶJR福塩線の利用促進事業として企画された「福塩線ワイン列車」を運行する。福山~府中~三次間を往復運転し、車内で沿線市町の特産品であるワインを楽しめる。

  • JR福塩線で「ワイン列車」を運行する

  • 車内で沿線のワインを飲み放題で楽しめる(イメージ)

「福塩線ワイン列車」の車内では、山野峡大田ワイナリー(福山市)・せらワイナリー(世羅町)・広島三次ワイナリー(三次市)の3つのワイナリーが用意した計6種類のワインを飲み放題で楽しめる。昼食には、府中市の地元食材を使ったワインに合う弁当を用意。デザートには、第7回全国逸品グランプリを受賞した「甘酒プリン」を提供する。その他、くわいチップス、ジビエの燻製などのおつまみも用意する。

ワイナリースタッフによるワインの解説やボランティアガイドによる観光案内、音楽隊による車内コンサート、お笑いタレントによる漫才ライブなどの車内イベントも実施する。旅行代金は大人3,900円・未成年1,900円。日本旅行TiS福山支店で予約を受け付ける。先着40名のため、定員になり次第、募集を締め切る。