動画配信サービス「Paravi」では、現在放送中のTBS系火曜ドラマ『この恋あたためますか』(毎週火曜22:00~)と、Paraviオリジナルストーリー「その恋もう少しあたためますか」を配信している。「その恋もう少しあたためますか」の第4話に日曜劇場『半沢直樹』で電脳雑伎集団社長・平山一正を演じ存在感を見せた土田英生の出演が決定した。
劇作家・演出家・俳優として多岐にわたり活躍している土田。1999年に『その鉄塔に男たちはいるという』で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞。2001年には『崩れた石垣、のぼる鮭たち』で第56回芸術祭賞優秀賞を受賞している。近年は劇作と並行して、映画『約三十の嘘』、『初夜と蓮根』、テレビドラマ『崖っぷちホテル!』、『斉藤さん』(ともに日本テレビ)など、映画やテレビドラマの脚本も多数手がけており、「その恋もう少しあたためますか」の脚本も担当している。
『この恋あたためますか』は、井上樹木(森七菜)を取り巻く“四角関係”を描いているが、「その恋もう少しあたためますか」は、樹木の親友・スーこと李思涵(古川琴音)を取り巻く“もう一つの四角関係”を描いている。コンビニ「ココエブリィ」を舞台に、スー、バイト仲間の碓井陸斗(一ノ瀬颯)、店長の上杉和也(飯塚悟志)、そして常連客の石原ゆり子(佐野ひなこ)が繰り広げるラブコメディだ。
「その恋もう少しあたためますか」の第4話で土田が演じるのは、「ココエブリィ」でトラブルを起こす客。土田演じるコンビニ客のトラブルによって、スーを取り巻く恋の四角関係にも変化が・・・。存在感のある演技とともに、その変化にも注目だ。
「その恋もう少しあたためますか」の恋の矢印は、すべて一方通行。タイトルの通り、あたたまるまで“もう少し”時間のかかる恋物語だが、第4話では、スーと石原の気持ちに変化が生まれる。石原の発言をきっかけに、陸斗が気になり始めたスー。陸斗をただのバイト仲間だと思い込もうとするばかりに、あえて彼に冷たく当たってしまう。そんな中、客とのトラブルに巻き込まれたスーをかばおうとして、陸斗は客と一触即発の状況に!? そこに偶然来店した石原が慌てて上杉に連絡。勇敢な陸斗の行動、そしてスマートな上杉の対応をそれぞれ目の当たりにしたスーと石原は・・・・・・。
土田は「一方通行だった淡い恋が、徐々に輪郭を現し始めました。そのきっかけになる第4話ですが、私がよく行くコンビニで実際に見かけた話を元に書いています。困ったお客さんっているんですよね。その役をまさか自分がやるなんて思ってもみませんでした。出演するなら良い人にすればよかったです。けれど、そのお陰で4人の恋があたたまるのだと思い直し、精一杯嫌な人を演じさせてもらいました。他人や仲間を思いやり、それぞれの恋が進展する様を楽しんでもらえたらうれしいです!」とコメントしている。
Paraviオリジナルストーリー「その恋もう少しあたためますか」第4話はきょう10日、『この恋あたためますか』放送終了後に配信される。
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