アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(2021年2月5日公開)の本予告映像が10日に公開された。

  • 映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

    映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

同作は南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。2019年6月に映画『ザ・ファブル』が公開され、累計130万人以上動員のヒット作となり、今回続編&シリーズ化が決定し、映画のタイトルも『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』となった。

解禁された本予告映像では、冒頭から最強の殺し屋・ファブルが爆発で吹き飛ばされたドアを軽々と塀を乗り越え回避する圧巻のシーンから始まり、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に殺し屋を休業、兄妹を装い“一般人”として平和に暮らしている様子が描かれていく。

そんな中ファブルは、過去の任務で唯一殺せなかった因縁の男・宇津帆(堤真一)と偶然再会。宇津帆は、表向きは子供を守るNPO団体の代表だが、過去の事件でファブルへ恨みを持ち、復讐に燃えている男。凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と共に綿密な計画でファブルを殺そうと決意している。また、心を閉ざした車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)が歩けなくなったキッカケとなる衝撃的なシーンも。宇津帆に阻まれながらも、誰も殺さずに彼女を救おうと奮闘しているファブルの姿が描かれ、ヒナコが銃を構えながら感情を爆発させる描写では平手の迫真の演技が見られる。

さらに、岡田准一が日本映画の限界アクションに挑戦したシーンも満載。今回岡田は、ファイトコレオグラファーとしてアクション制作に初期段階から携わり、アクションセンスをフルに発揮した。自身の出演がないシーンにも関わらず現場に入り、共演者の鼓舞も。団地を舞台に不安定な足場の中、縦横無尽に敵をなぎ倒す多彩なアクションや立体駐車場で制御不能な車に生身で立ち向かうカーアクションや、相棒・ヨウコがナイフで襲い掛かる鈴木に対して繰り出す素早いアクションカットが含まれる。前作に引き続きバイト先・オクトパスでは同僚・ミサキ (山本美月)と社長(佐藤二朗)との笑い溢れるコミカルな掛け合いも健在となっている。