まだまだ新米おかあさん「『ひねくれ妊婦』だったあのころ」

はじめまして、ライターの藤沢あかりです。普段は、人の暮らしや気持ちに迫りながら取材・執筆をしています。離乳食もファッションも、おしゃれな暮らしとは程遠い生活ですが、悲喜こもごも、等身大のわたしの子育てをこちらで振り返る機会をいただきました。

わたしは8才の娘と、3才の息子のおかあさんです。これから出産を迎える人、まだほやほやの赤ちゃんを抱っこしている人たちにとって、8年先の自分なんて想像できないかもしれませんね。わたしもそうでした。

出産したあの日から8年、今も変わらず体の中から沸き起こるような「いとおしい」という気持ちに、日々支配されています。同時に「こんにゃろおおおおお」「もう無理いいいいいい」という日も山ほどありますが、泣きたくなるような大変さと、狂おしいほどのいとおしさが、四六時中交互にやってきて、無我夢中で走っていたら、おや8年経っていたのか。そんな感じです。