俳優の岡田健史が、日本テレビ系ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(来年1月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが6日、明らかになった。

岡田健史

菅野美穂演じるシングルマザーの恋愛小説家・水無瀬碧と、筋金入りのオタクである娘が繰り広げるラブストーリーを、北川悦吏子氏の脚本で描く同ドラマ。岡田が演じるのは、碧の娘・空(浜辺美波)と同じ大学に通うイケメン・入野光だ。

頭も良くいろいろとパーフェクトな存在で、不特定多数の女子から誘いがあるが本命の相手はおらず、実は隠された一面を持つ。だが、そのことで空と不思議な関係になるが…という役どころとなっている。

岡田は「自分の本質を隠しながら生きている人間って、今の時代たくさんいるだろうなと感じました。きっと光もその中の1人ですし、そんな光と重なる部分が自分にもあると思いました」とコメント。

小田玲奈プロデューサーは「恋愛脚本家・北川悦吏子さんいわく、光はこれまで書かれた作品の中で一番『切なくて痛い男の子』だそうです。センセーショナルなデビュー以降も、一つ一つの作品に真摯(しんし)に挑み実力をあげてきた岡田さんが、これまでの誠実なイメージとは真逆なキャラの光をどう演じるのか、とても楽しみです」と期待を寄せている。

岡田のコメント全文は、以下のとおり。

――脚本を読んだ感想は?

自分の本質を隠しながら生きている人間って、今の時代たくさんいるだろうなと感じました。きっと光もその中の1人ですし、そんな光と重なる部分が自分にもあると思いました。僕が演じる光をとおして、多くの矛盾の中で生きる強き同志達の“光”となれたらと思いました。

脚本の北川さんとお話する機会があったのですが、その時はただひたすら自分の役について質問しました。どのような人間なのか、作品にとってどのような存在でありたいのか。役を構築する最初の段階で役について話せたことに、役者としてこの上無い感謝の気持ちを感じたのを強く覚えています。

――光は本気の恋愛を面倒くさいと思っているチャラい大学生という役です。岡田さんご自身のイメージとは離れているように思いますが、難しいところはありますか?

恋愛は面倒なものだという視点は、同感します。でも、その面倒なモノに没頭し、救われ、振り回され、傷つき傷つけて、そんな恋愛を崇高な現象だと僕は捉えています。光は岡田と違うのか否かは、作品をご覧になって頂くとわかるか思います。

――光は「ウチの娘」である空の彼氏候補ともいえると思います。岡田さんは、光や空の恋愛観に共感できますか?

好きな人に限って、気持ちと真逆なアクションをしてしまうものですよね。

――空は「筋金入りの漫画オタク」という役ですが、どう思いますか? また、岡田さんご自身は没頭できるような趣味をお持ちですか?

僕も、絵を描くことや木彫り、掃除などの分野についてはある種のオタクなので、“オタク”という言葉に全く違和感がないです。同じ“オタク”、もしくは理解し合える人に出会うことがどんなに幸せなことか、この頃痛感します。

――視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします。

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