お笑いコンビ・タカアンドトシのトシが21日、次長課長・河本準一のYouTube公式チャンネル「河本じゅんちゃんねる」に出演。「【ドライブついてってええですか?】タカトシのトシさんがテレビでは聞けない話してくれました。<大好きなタカアンドトシ>by 次長課長 河本準一」と題した動画内で、“一番キツかったテレビの仕事”について明かした。

タカアンドトシのトシ

バラエティ番組『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日系)にレギュラー出演していたタカアンドトシ。2007年に同番組で行われた企画で、“一週間でせんべい1000枚を食べきる男”にコンビで挑戦したことを振り返り、「あれはめちゃめちゃキツい」と吐露。最初は、「全然余裕だな。1000枚くらい食えるだろ」と甘く見ていたようだが、「マジで家に帰れなくて、ホテルみたいなところに一週間泊まり込みで」「朝起きて着替えてまず食べて。朝の4時、5時くらいまで起きて食べて」という壮絶体験を明かした。

テレビ出演で多忙な時期だったため、ホテルの部屋だけでなく、移動車や楽屋でもせんべいを食べ続けていたというトシは、「そうじゃないと追いつかないんですよ。せんべいっていうよりも、ずっと(カメラを)回されて、ずっと食べさせられるのがしんどくて……」と振り返り、「それだけだったらいいですけど、他の仕事もそっちはそっちで集中してやんないといけない。そのときは結構、お互いにイライラしちゃって」と、相方であるタカと不穏な空気になってしまったことも告白。

また、「肉体的にもそうですけど、精神的にキツかった」と話したトシは、「今この年齢ではできないですね。そこから俺も相方も、3年くらいせんべい食わなかったんじゃないかな。一生分食った」とブツブツ。トシの話を聞いた河本は、「この温厚なトシさんでさえ、精神的にも肉体的にもキツい番組は、やっぱり『いきなり!黄金伝説』っていう。YouTubeでもありそうな企画だけど、それを先駆けでやってたからね」と懐かしそうに振り返っていた。