おすすめの水道代節約術

経済産業省・資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」(2017年)によると、1人が1日に使う水の量は約267Lです。

家庭での水の使用量の内訳は、お風呂40% 、トイレ22% 、炊事17% 、洗濯15% 、洗顔・その他6% のため、それぞれ使用する際に水の量を減らしていくことが節約につながります。

■節水シャワーヘッドを使う

節水タイプのシャワーヘッドは、通常のシャワーヘッドに比べて、穴の大きさを小さくしたり、数を減らしたりしているので、水道代の節約におすすめです。また、節水だけでなく、ガス代の節約にもつながります。

例えば、タカギの節水シャワーヘッドの場合、家族4人が1日1回使用すると、水道代とガス代が年間で3万4,692円の節約になります。

■お風呂の残り湯を洗濯に使う

お風呂の浴槽の7~8割の水で、およそ200~250Lの量になります。ポンプを使ってお風呂の残り湯を洗濯に再利用すると、水道代の節約が可能です。

例えば、3~4人家族が洗濯機の洗い機能だけで使用する水量、およそ40Lを、毎日お風呂の水で洗濯した場合、年間で約2,000円の節約になります。

■食器は貯め洗いする

食器洗い乾燥機がなく食器を手洗いする場合は、水を流したままにするのはやめましょう。

洗い桶などを使いながら、食器をまとめてすすぐ溜め洗いや、蛇口に節水アダプターをつけて水の量を調節することもおすすめです。

■節水型のトイレに買い替える

トイレは、10年前から節水化が進んでいます。TOTOによると、1999~2004年製造の商品と比べ、最新型の節水トイレは流す際の水量が減ったことにより、年間約20,000円分、水道代を節約することができます。便器が古いタイプであれば、買替えを検討してみてもいいでしょう。

  • シャワーやお風呂、食器洗いなどのシーンで「節水」を心がけましょう

    シャワーやお風呂、食器洗いなどのシーンで「節水」を心がけましょう

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光熱費はプランや使い方の見直しで節約できる

光熱費は、住んでいる地域や家族構成、ライフスタイルによって変動しますので、今のライフスタイルと契約内容が合っているか、事業者や契約プランを見直してみましょう。

また、電気代は家電をこまめに掃除したり、古い家電から省エネ家電へ買い替えたりすることで抑えることができます。

ガス代は火力を小さくして使う、水道代はお風呂のお湯を洗濯で再利用するなど、少し手間はかかりますが、日々節約を意識していくことが大切です。

すぐに実践できる節約術を取り入れて、上手に光熱費を節約しましょう。

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