広島電鉄は市内線・宮島線のダイヤ改正を11月16日に実施する。各路線で最終便の運行時刻をおおむね30分繰り上げるとともに、利用実態に応じた運転本数の見直しと運行間隔の調整を行う。土日祝日は共通ダイヤでの運行に変更される。

  • 広島電鉄が11月16日に市内線・宮島線のダイヤ改正を実施

同社はダイヤ改正の実施概要の中で、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とした利用者の働き方・行動様式の変化により、平日・土日祝日ともに、日中時間帯と深夜時間帯を中心に電車の利用者数が大幅に減少していると説明。感染拡大の収束が見通せない現在、当面はこの状況が続くと見込まれるため、ダイヤ改正を実施することとした。

ダイヤ改正後、広島駅電停、広島港電停、横川駅電停、広電西広島駅、広電宮島口駅などおもな始発電停・駅で30分前後の最終便繰上げが予定されている。なお、今回のダイヤ改正において、始発電停における始発時刻の変更はないとのこと。