女優の仲里依紗が17日、都内で行われたTBS系金曜ドラマ『恋する母たち』(10月23日スタート、毎週金曜22:00~)の制作発表に、主演の木村佳乃らと登壇した。

  • 仲里依紗

柴門ふみの同名漫画を原作とするこのドラマは、秘密と悩みを抱える美しい母たちの運命を描く物語。11年前に夫に突然失踪されて以来、不動産屋でパートをしながら一人息子を育て、この春有名進学高校に入学させたシングルマザーの主人公・石渡杏を木村が演じる。

仲が演じるのは、名門校に通う長男と2人の娘を持つ3児の母・蒲原まり。夫は法律事務所の代表。キラキラしたセレブ暮らしを送っているが、夫が不倫をしていることに気づいていながらも、問い詰めることが出来ずにいる。

仲は「自分の息子は7歳なんですけど、18歳の息子がいる役は初めてで、しかも3人いる。母性を画面で出せるかどうか、ちゃんと母親として息子や娘2人に向き合えるかどうか、一生懸命撮影しながら頑張っております」と語った。

また、息子・繁秋を演じる宮世琉弥について、「まだまだお若いですし、緊張されているのに、琉弥くんから私にしゃべりかけてくださって。30にもなって人見知りとか本当に申し訳ないんですけど、最初私が緊張していたんです。だけど、フランクに話してくださって、『インスタグラム、フォローしていいですか?』、『YouTubeすごく見てます』と、コミュニケーションをどんどんとってきてくれる子なので、私も自分から話せるようになりました」と感謝し、「すごく謙虚な子で素敵です」と人柄を称賛。

宮世は「共演する前から(仲の)YouTubeをめちゃめちゃ見ていて、僕的には芸能人という感じだったので、共演が決まったときは『ウソでしょ!』って緊張していました」と打ち明け、「コストコに行くドライブの動画が好きで、お会いしたときもYouTubeのことについて質問攻めになっちゃって。そういうのでコミュニケーションがとれてすごい楽しかったです」とうれしそうに話した。

会見の最後に、18日に31歳の誕生日を迎える仲への誕生日サプライズが行われ、木村、宮世、吉田羊、奥平大兼、藤原大祐が祝福。花で作られたケーキをプレゼントされた仲は「本当にありがとうございます! こんな大勢の方に祝われて。31歳も頑張りたいと思います」と感激していた。