女優の綾瀬はるか、俳優の池松壮亮らが、来年3月6日放送(19:30~)の東日本大震災10年特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』(NHK総合・BS4K)に出演することが12日、発表された。

  • 左から綾瀬はるか、池松壮亮 =NHK提供

宮城県石巻市の復興住宅で一人息子と暮らす真城蒼(綾瀬はるか)は、津波で行方不明になった夫・高臣(高良健吾)を待ち続けている。震災から10年経ち、高臣と義母の浅子(阿川佐和子)が大切に営んでいた本屋を再開させることを決めた蒼。義理の妹・遥(土村芳)の紹介で、 人付き合いが苦手な移住者の建築士・葉山瑛希(池松壮亮)と出会う。互いに惹かれ合うも、高臣の存在が大きく、蒼も瑛希も踏み込むことができない……。

そんな愛の物語を演じる綾瀬は「東北の皆様をはじめ、一生懸命復興に歩み続けている皆様に、温かな、穏やかな、そして明日の活力となるようなひとときをお届けしたい」と意気込みをコメント。

池松は移住者を演じるにあたり「当事者と非当事者の絶対に超えられない壁を、それでも超えられないものか、超えられなくともどう寄り添い共に生きてゆけるのか、考え続ける最中でこの作品に巡り合えたような気がします」と語る。「心を込めて、あの場所と向き合うと共に、理解しようとする意志と力を信じて、雲の上ではなく、人と人の心と心の間にもしかしたら宿るかもしれない神様を、綾瀬さんと共に、このチームと共に探してきたい」と綾瀬とのタッグにも気合十分だ。

脚本家の三浦直之氏は宮城県出身。「どうか東北の人をはじめ、たくさんの人に届きますように」と願いを込める。

北野拓プロデューサーからは、「長い取材期間を経て、今も前か後ろかどちらに進んでいるのかわからない人の背中をさするような優しいドラマを届けたい」と制作意図を述べた。

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