JR東日本新潟支社は7日、「新潟県・庄内エリア アフターデスティネーションキャンペーン」期間におけるイベントとして、フリーエリア内の快速・普通列車の普通車自由席が2日間乗り放題のきっぷ「えちごツーデーパス」の利用者を対象に、「新潟車両センター見学会2020」を11月7日に開催すると発表した。

  • 「新潟車両センター見学会」は11月7日開催。車両展示も予定されている(写真は前年開催時の様子)

新潟車両センターは1974(昭和49)年5月24日、当時の日本国有鉄道「新潟運転所上沼垂支所」として開設された。その後、1986(昭和61)年11月1日に前身の「上沼垂運転区」が発足した。2004(平成16)年4月1日に「新潟車両センター」へ名称を変更し、現在に至る。E129系やE653系といった電車をはじめ、「ばんえつ物語」の12系客車、2019年10月にデビューした新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車「海里」(HB-E300系・ディーゼルハイブリッド気動車)など総勢270両の車両が所属している。

見学会当日は、E653系「しらゆき」編成で現地まで行き、普段は乗車できない「入出区線」の体験乗車や車体の「洗浄機」通過を体験できる。見学会では車両メンテナンスのプロが検修庫を案内し、日頃の作業の様子を実演するほか、普段は立ち入ることのできないエリアでの車両展示などが実施される。

11月7日の9時20分頃に新潟駅集合となる午前の部(13時20分頃解散)と、13時10分頃に新潟駅集合となる午後の部(16時20分頃解散)の2回実施され、当日有効分の「えちごツーデーパス」を利用して集合場所に来ることが参加資格となる。なお、安全確保のため、小学生以上を対象とし、小学生の来場者は必ず保護者同伴で参加する必要がある。

  • 「新潟車両センター見学会」前年開催時の様子

見学会はインターネットによる事前募集を行う定員制(各回100名・合計200名)であり、申込みはJR東日本新潟支社ホームページにて、10月9日13時から10月18日23時59分まで受け付ける。