カンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER‐特殊潜入班‐』(毎週火曜21:00~)に出演する正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、中山義紘(劇団Patch)、正名僕蔵が、見どころなどを語った。

  • (左から)中山義紘、正名僕蔵、安藤政信、正門良規=カンテレ提供

今回が初共演となる3人は、現場でも同じシーンが多く、撮影の合間も話すことが多かったという。中山は「正名さんのお芝居は、もちろんドラマで拝見していましたし、こういう役者さんになりたいと思える、憧れの存在です」と話し、正門も「正名さんはいろんな経験を教えてくださるので、授業料を払いたいくらいだなと思って聞いています」と尊敬のまなざしだ。

今作は神戸が舞台ながら、関西弁を話す役は、正名演じる鏡のみ。そんな正名の関西弁の方言指導を担当したのが、兵庫県出身の中山だ。正名は「中山さんが僕のセリフを関西弁で吹き込んだ音源を2~3カ月ずーっと聞き続けていました。中山さん抜きでは、鏡というキャラクターはありえません」と感謝。中山は「僕こそ、ずっと憧れてお芝居を見ていた方に関西弁を教えることになるなんて、信じられなかったです。ドラマの中でも、鏡課長の関西弁はみどころです」と太鼓判を押した。

中山が現場にいないときは、正門が関西弁をレクチャーすることもあったそうだが、正名は「正門さんは…おおざっぱでした(笑)。優しいからか、すぐ『大丈夫ですよ~』って言うんです。本当に合ってるかなって思ってました」と笑いながらコメント。すると正門は「ほんまにできてました! 完璧でしたから!」と、慌ててフォローした。

撮影中の8月、50歳の誕生日を迎えた正名。中山と正門は2人で相談の上、劇中でよく使っているからと、扇子をプレゼントしたという。「とっても感じのいい扇子をいただきました。『ぜひ現場で使ってください』なんておっしゃるんですけど、私は扇子をよくなくしちゃうんです。大事なものをなくしたら大変なので現場には持ってきていません(笑)」と、語る正名。それを聞いた正門は「そう言ってもらえてうれしいです! ここぞというタイミングで使ってくださいね」と喜んだ。

6日放送の第3話以降の組対課の見どころについて、正門は「3人ならではの空気感を楽しんでいただきたいですし、またこの3人でご一緒したいです!」とコメント。正名も「スピンオフみたいな企画ができるといいですね。『大山崇の憂鬱』『上島哲也の成長日記』みたいな(笑)」と言いながら「でも、どんどん羽ばたいていく二人ですからね。いつか私のことなんか忘れちゃいますよ」と皮肉を言うと、中山と正門は「いやいや、これからもついていきます!」と敬意を見せていた。