台湾の朝食といえば豆乳スープ、鹹豆漿(シェンドウジャン)。旅先で出会ったあのやさしい味が忘れられない人もいるのでは。『台湾スープ』(山脇りこ 著/誠文堂新光社)から、自宅で作れる「朝の豆乳スープ」のレシピを紹介する。
材料(4人分)
豆乳 500ml / 米酢 小さじ2 / 塩 小さじ1/2 / パクチー 2~3本/ ラー油 小さじ1/2 / あれば油條(ヨウテャオ) 適宜
- 鍋に豆乳と米酢、塩を入れて中火にかけ、沸いたら火を止める。2~3分で分離してほろっとしてくる。器に盛り、ラー油をかけてパクチーを添える。油條といただく。
豆乳スープと相性のいい油條(台湾の揚げパン)を手作り!
ボウルに強力粉150gとドライイースト1gを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。ここに、水100mlを加えて、はじめは菜箸で混ぜ、粘りが出てきたら、手でこねてまとめる(この段階では生地はつるんとなめらかでなくて大丈夫)。
ラップをかけて、常温で3時間ほどおくと膨らんでくるので、取り出す。まな板の上に打ち粉を薄く振って生地をのせ、1cmほどの厚さにのばして6等分する。
深めのフライパンに深さ2cmほど油を入れ、180℃に熱する。2で6等分したものをさらに2等分してひも状にのばし、2本を編むようにして油に入れ、ときどき返しながら全面をこんがり揚げる。
『台湾スープ』は、日本の食材で作る台湾スープのレシピ集。3ステップでできるかんたんスープから、毎日食べたい食堂スープ、じっくり作る週末スープ、具だくさんの1品でまんぷくスープまで、台湾気分を味わえるとっておきの62品を紹介している。10月9日発売。価格は1,400円+税。