アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が、2021年度前期NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演することが28日、明らかになった。女優の清原果耶が演じるヒロイン・永浦百音の同級生で才能あふれる若き漁師・及川亮を演じる。朝ドラ初出演となる。

  • King & Princeの永瀬廉

連続テレビ小説第104作『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原)が、天気にとことん向き合う“気象予報”の仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。

永瀬が演じる及川亮は、高校卒業後、すぐに漁師見習いとして漁船に乗り始める。運動神経抜群かつ気配りのできる性格のため、とにかくモテるのだが、本人は意に介せず飄々(ひょうひょう)と振る舞っている。百音とは幼少時から不思議とウマが合い、気心が知れた仲。実は人知れず、父親との関係に悩んでいる。

永瀬は「まさか自分が朝ドラに出演させて頂けるとは思っていなかったので、驚きとともにこの作品の一部になれることがとても光栄です。プレッシャーもありますが自分らしく楽しんで演じていきたいです。舞台である気仙沼にはまだ行ったことがないのですが、本作を通じて気仙沼という地域を見て、触れて、感じて、その土地で起きた出来事にしっかりと寄り添いながら、一瞬一瞬を大切に、キャスト、スタッフの皆さんと撮影期間を過ごしていきたいと思います」とコメントしている。

そのほか、3人の同級生役が発表され、保育園から百音といつも一緒という明るくおしゃべりな幼なじみ・野村明日美役に恒松祐里、島で1000年続く伝統あるお寺の息子・後藤三生役に前田航基、故郷を愛するしっかり者で電車オタクの早坂悠人役に高田彪我が決定。さらに、かつて天才漁師と言われた亮の父・及川新次役に浅野忠信が決定した。高田と浅野は朝ドラ初出演。